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アダム・ドライバー、『スター・ウォーズ』シリーズで疲労困憊した理由

アダム・ドライバーは、初の超大作出演となった『スター・ウォーズ』シリーズの撮影で力みすぎてしまったそうだ。

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)

© Walt Disney Studios Motion Pictures / © Lucasfilm / courtesy Everett Collection

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)から始まる続三部作で、カイロ・レンを演じたアダム・ドライバー。初の超大作出演とあって、撮影中は必要以上に力を入れすぎてしまったそうだ。「『スター・ウォーズ』で僕は消耗しすぎた……必要以上に力みすぎて疲労困憊してしまった」とポッドキャスト「Smartless」で明かした。

「初めての超大作だったから、撮影現場の流れや熱量を測りかねた。それまではもっと小さな作品で、流れも速かった……監督が撮影のペースを決定していたんだ」と語り、過去に出演した作品とは勝手が違ったと話す。「自分でコントロールするのは好きじゃないから、合わせる必要があった。スパイク・リースティーヴン・ソダーバーグの撮影はすごく速いんだ。やりやすくはなかったけれど、彼らの作品だから僕は合わせるだけだった」と続け、監督や作品の規模によって、制作現場の雰囲気が異なると訴えた。

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)で一旦幕を閉じた『スター・ウォーズ』シリーズだが、昨年4月にロンドンで開催された「スター・ウォーズ セレブレーション ヨーロッパ 2023」にて、新たな映画三部作の制作が発表された。イベントには続三部作でアダムと共演したデイジー・リドリーも参加し、タイトル未定の新作映画に出演することが明らかに。フィン役のジョン・ボイエガやポー役のオスカー・アイザックとともに、アダムのカムバックを望む声があるが、出演は期待できないようだ。

もちろんカイロ・レンは『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で命を落としたが、死がキャラクターの終わりでないことは過去の『スター・ウォーズ』シリーズ作品からも明らかだ。しかしアダムは、「彼らは準備をしていますが、僕は関わっていない。もう何もしていません」とコメント。「キャラクターが終わったから、君も終わりということ?」と聞かれ、「そうです」と返答している。

Text: Tae Terai