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【城 桧吏】万引き家族の子役がイケメンに成長♡子役の先輩・神木隆之介との初共演エピソード!

2022.06.28

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7月公開の映画『ゴーストブック おばけずかん』で、一歩踏み出せない少年を演じる城 桧吏(じょう かいり)さん。願いを叶えるために行っていたことなど、幼少期の微笑ましいエピソードにも注目!

強く想い続ければ、“願い”は届く気がします!

──オーディションでメインキャストを摑み取った今作。おばけ相手に奮闘するファンタジー作品ですが、どのようなことを意識して挑んだのでしょうか?

「最初に山崎(貴)監督が描かれたおばけの絵を見せてもらったのですが、その時から面白そうだな!と思っていて、完成が楽しみでした。オーディションでは初めておばけと出会うシーンを演じたのですが、映画を観てくれる人にも一緒に驚いてもらえるように『全力でビビろう!!』と決めて演じましたね」

──以前メインキャストだった時はかなり緊張されていたそうですが、今回はいかがでしたか?

「先生役として新垣(結衣)さんがいてくださったのでとても心強く、緊張よりは安心感が強かったです。でも、正直なところ、新垣さんや神木(隆之介)さんと初めて共演シーンを撮った時は、とても緊張しました。ずっとテレビで見ていた方たちだったので、『本物だ!』って(笑)。

神木さんは、『なに緊張してんだよ〜』『最近、学校で何が流行っているの?』などと言って場を和ませてくださいましたし、新垣さんは本当の先生のように僕たちを引っ張っていってくれました。新垣さんからは、演技の面で学ぶことも多く、表情や声のトーンでこんなにも受け取る側の印象が変わるんだと驚いたほどです。それが分かる“最後の教室のシーン”は必見なので楽しみにしていてください!」

──CGが多い撮影は難しかったかと思いますが、どのように工夫されましたか?

「子どもたち4人と先生でおばけに目線を合わせるのが難しかったです。大きいおばけよりも小さいおばけが素早く動くシーンが大変で……。リハーサルの前に子どもだけで集まって『どんな感じでいこうか?』と何度も練習をしました。現場を引っ張っていくのは新垣さんでしたが、いいチームワークをつくることは僕も大切にしていた部分です。

CG撮影という面では難しかったのですが、アクションシーンも多く、それがすごく楽しかったですね! 高いところから飛び下りるなど、普段はできないようなことにチャレンジしたり、『完成したらどのように見えるんだろう』と想像したりする時間はワクワクの連続でした」

──作中では怖がりで臆病な役どころでしたが、実際の城さんは役とは異なるんですね!

「親からは、昔から好奇心が旺盛だったと言われます。かなりやんちゃだったようで、幼稚園の頃にはジャングルジムの上から飛び下りたりしていたみたいです(笑)。もっと小さい頃は、夜怖くてお母さんを起こさないとトイレに行けなかったんですけど(笑)。でも、怖いけどそのドキドキ感が好きっていうのは昔から変わっていません!」

──最後に、今作では子どもたちの強い願いから物語が始まりますが、城さんは強く願えば願い事は叶うと思いますか?

「はい、叶うと思います。オーディションなど、願いを叶えるために努力して実現することもあると思うのですが、想い続けることで届く願いもあるんじゃないかな……。実際僕も小さい頃、願い事があるとよく神様にお願いしていたんですよ、寝る前にベッドの上で(笑)。それで叶ったこともありますよ! そういうビックリすることって意外とあると信じています」

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カットソー¥4400、ニットベスト¥5940、パンツ¥5940/Casper John 靴¥29700/RFW ●商品情報はViVi2022年8月号のものです。

INFORMATION
『ゴーストブック おばけずかん』 『ALWAYS 三丁目の夕日』を手がけた山崎 貴監督の最新作で、全国の小学生に大人気の童話シリーズ「おばけずかん」(講談社)が原作。ある日、一樹(城 桧吏)たちはどんな願い事も叶えてくれる一冊の本を手に入れる。……しかし、それがきっかけで数々のおばけたち相手に命がけの試練に挑むことに。公開は、7月22日(金)! Ⓒ2022「GHOSTBOOK おばけずかん」製作委員会
PROFILE
城 桧吏(じょう かいり) 2006年9月6日生まれ。東京都出身。2018年、第71回カンヌ国際映画祭「コンペティション」部門でパルムドールを受賞した『万引き家族』に出演。陰がありながらも力強く生きていく少年役を演じ注目を集める。その後も映画『約束のネバーランド』『都会のトム&ソーヤ』で好演。今後の活躍から目が離せない俳優の一人!

Photo:Yuzo Touge Styiling:Risa Ichimiya Hair&Make-up:Hikari Mochizuki Composition&Text:Sayaka Miyata