木造阿弥陀如来坐像 1軀(丈六仏)
指定区分 | 村指定有形文化財 |
---|---|
所蔵 | 高区 |
時代 | 藤原末期~鎌倉初期 |
像高・寸法 | 像高 133.5cm |
材質・形状 | 桂材 寄木造 彫眼 |
この像はもと、坂井村の定額山安養寺(じょうがくざんあんようじ)の仏であり、何時の頃か移されて矢倉の大福寺(おおふくじ)に、その後再び旧高村の飛地であった現在の下井掘丈六(しもいぼりじょうろく)の「丈六堂」に安置されたと伝えられている。
「元禄十一年書上帳」には
下井掘丈六堂、本尊阿弥陀如来行基御作、御丈四尺五寸七分、坐像
と書き留めている。
明治二十二年の高村の虚空蔵堂に移されて今に至るものである。
造顕年代が藤原末期か鎌倉初期の古仏であり、補修のあとが幾つか認められる。両手先は後補、面相には彫り直しが見られ、台座と光背は江戸時代のものである。しかし造顕当時の偉容を失っていない。
この記事へのお問い合わせ
教育委員会
長野県東筑摩郡麻績村麻3836 麻績村地域交流センター
- 電話番号
- 0263-67-4858
- Fax番号
- 0263-67-1023
- メール
- omi-kyoi@vill.omi.nagano.jp
※対応時間:8時30分~17時15分(土,日,祝日を除く。)
※受付は24時間行っておりますが、お返事は業務時間内になることをご承知おきください。