沖縄南部で行きたい観光スポット10選!おすすめドライブコースも紹介

おきなわワールド 入口

沖縄南部にはさまざまな観光スポットや、歴史に触れられる場所があります。この記事では、沖縄南部の観光スポット10選をご紹介します。話題のDMMかりゆし水族館も、取り上げました。

ご家族や友人と、そして一人旅の計画を立てる際に、ぜひご覧ください。

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目次

沖縄南部の観光スポット

沖縄の那覇国際通り

沖縄南部の観光スポットを10か所を紹介します。ショッピングだけではなく、伝統文化やマリンスポーツを体験できる場所があります。南部エリアには県庁がある那覇市があり、宿泊施設も数多く存在するため、南部エリアの観光スポットには、比較的足を伸ばしやすいかもしれません。

  • 国際通り
  • おきなわワールド
  • 琉球ガラス村
  • 沖縄県営平和祈念公園
  • ひめゆりの塔
  • DMMかりゆし水族館
  • ガンガラーの谷
  • 斎場御嶽(せーふぁーうたき)
  • アウトレットモールあしびなー
  • 新原ビーチ

南部エリアの観光スポットは、どこも魅力的です。行きたい場所を検討しつつ、それぞれの場所の特徴をよくおさえておきましょう。

国際通り

国際通りは、県民はもちろん観光客でも賑わっている、沖縄を代表する観光スポットです。国際通りには約600の店が連なっており、お土産物からグルメまで、なんでも揃います。国際通りだけではありません!通りの入り口から市場方面へ向かえば、ファッションや雑貨の店が集まる浮島通りがありますよ。

また美栄橋側に一本入ったところには、カフェの素敵な香りが漂うニューパラダイス通りもあります。横道、脇道、裏道まで隈なく楽しめるエリアです。県庁北口交差点から安里三叉路までの一本道で、両サイドの入り口にはシーサーが構えているため、写真スポットとしてもぴったりです。

国際通りは「人に優しい街・歩いて楽しい街」をコンセプトに掲げており、定期的にさまざまなイベントも開催されています。

また、復興のシンボルとして国際通りは「奇跡の1マイル」とも呼ばれています。これは、通りの長さが1.6kmであり、戦後の焼け野原から発展を遂げた1マイル(1.6km)であることが由縁です。

また国際通りは、沖縄の特産品や有名なお菓子など定番のものがそろっているため、お土産のまとめ買いに適している場所です。初めて国際通りを訪れる場合は、1往復してみましょう。道路を挟んで両側に店が並んでいるため、往路と復路それぞれ片道ずつ歩くと楽しめます。

国際通りは、沖縄唯一の鉄道である「ゆいレール」の県庁前駅、もしくは牧志駅からすぐの場所です。国際通りの両サイドに、県庁前駅と牧志駅がそれぞれにあります。

おきなわワールド

おきなわワールドは、沖縄の自然や文化を体験できる観光施設です。30万年の歴史が積み上げられた鍾乳洞である玉先洞や、ハブ博物公園、熱帯フルーツ園が楽しめます。ほかには、沖縄の伝統芸能であるエイサーや三線の演奏がショーとして楽しめたり、ガラス細工や機織などの伝統工芸品を作ったりなどさまざまな体験が可能です。

また、おきなわワールド内にある琉球写真館では、伝統衣装である琉装が体験できます。その琉装姿のまま、国の有形登録文化財として指定された「琉球王国城下町」で、写真撮影も可能です。風情のある古民家の前を歩くと、琉球王国時代を味わえるでしょう。琉装は、男性も女性も体験可能なため、カップルや夫婦にもおすすめです。

おきなわワールドは敷地が広いため、3〜5時間ほどの滞在時間の確保をおすすめします。サクッと楽しみたいなら3時間、まるごと楽しみたいなら5時間以上が必要です。おきなわワールドで琉球文化を体験しながら、家族や友人と一緒に、楽しいひとときを過ごしてください。

営業時間9時~17時30分 
※入園は閉園1時間前まで
入園料大人 2,000円
小人 1,000円
所在地 沖縄県南城市玉城字前川1336
交通アクセス那覇空港から車で30分
那覇バスターミナルから琉球バス系統54番「前川線」琉球バス系統83番「玉泉洞線」 
各 玉泉洞前バス停下車
駐車場無料駐車場有
公式サイトおきなわワールド 

おきなわワールドへは、半日の観光バスツアーでも訪問できます。気になる方はぜひチェックしましょう!

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琉球ガラス村

沖縄の工芸品といえば、琉球ガラスを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。琉球ガラス村は、琉球ガラス作りを体験したり、ショッピングしたりできるアミューズメントパークで、子どもから大人まで楽しめる観光スポットです。

琉球ガラスは、独特の手触りと色合いが楽しめる伝統工芸品です。しかし、実はこの琉球ガラス、100年以上の歴史がありながら、伝統工芸品として認定されたのは平成10年とまだ長い月日は経っていません。これは意外ですね。

琉球ガラス村では自分だけの琉球ガラス作りを体験できますが、プロの吹きガラス職人の実演も間近で観覧できます。ご自身の体験の前に、職人の技術を学んでおくと、より体験が楽しめるかもしれません。琉球ガラス村では以下の体験が可能です。ぜひ、思い出に残る一品を選んでください。

  • オリジナルグラス作り体験
  • アクセサリー作り体験
  • フォトフレーム作り体験
  • シーサー絵付け体験
  • ジェルグラス作り体験
営業時間10時~17時30分 
※年中無休
入館料無料
所在地沖縄県糸満市福地169
交通アクセス那覇空港から国道331号線を南へ25分
駐車場無料駐車場有
公式サイト琉球ガラス村

沖縄県営平和祈念公園

平和祈念公園は、沖縄戦終焉の地となった糸満市にある県営公園で、国内外の観光客をはじめ、修学旅行生が多く訪れる観光スポットです。「戦争」という忌々しいできごとと反するように、公園のまわりには美しい海岸が広がっています。

公園内には、沖縄戦で戦死した24万余の犠牲者の名を刻んだ平和の礎・国立戦没者墓苑が設置されています。また併設している沖縄平和祈念資料館には、沖縄戦に関する資料が数多く揃えられており、当時の様子などを知ることも可能です。

戦争の悲惨な歴史を知るかたわら、同じ敷地内にある多目的広場では、県民の方々が集い、スポーツなどを楽しんでいます。利用者の明るい笑顔と楽しむ声は、戦没者の方々にも届いているでしょう。

公園内の案内所では、無料Wi-Fiが設置されているため、周辺のお店などを検索する際に利用可能です。観光で歩き疲れたら、公園で休憩しながら次の観光スポットを調査するのもよいかもしれません。

営業時間指定なし(常時開放)
所在地沖縄県糸満市摩文仁444
交通アクセス那覇バスターミナル(バス番号89番)からバスで85分那覇バスターミナルから糸満バスターミナル線に乗る
駐車場無料駐車場有
公式サイト沖縄県営平和祈念公園

ひめゆりの塔

ひめゆりの塔は、沖縄県糸満市にある平和記念施設です。戦時中に学徒動員された女学生、通称ひめゆり学徒隊を悼むために、終戦翌年の1946年に建てられました。

塔の内部には、沖縄戦で亡くなった227名の女学生たちの遺品や遺影、遺書などが展示されています。訪れた方々の中には、当時の悲惨な状況を肌で感じ、涙する方もいらっしゃるようです。また、ガマ(伊原第三外科壕)の実物模型があり、内部の見学が可能です。

さらに塔周辺には、ひめゆり学徒隊が設置された洞窟や、当時の校舎跡なども残されています。戦争の悲惨さを目にすれば、平和の尊さを学べる機会となるでしょう。沖縄戦の歴史を深く知りたい方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。

開館時間9時~17時25分
(入館は17時まで)
所在地沖縄県糸満市伊原671-1
入館料金大人:450円
高校生:250円
小中学生:150円
交通アクセス那覇空港から車で約30~40分那覇から糸満市行きのバスで約30分、さらに糸満市から82、107、108のバスで約15分、ひめゆりの塔前下車
駐車場無料駐車場有

DMMかりゆし水族館

DMMかりゆし水族館は、2020年にオープンしたばかり。最新の映像表現と空間演出を駆使した、新しい形の水族館です。ショッピングセンターなどが入った商業施設「イーアス沖縄豊崎」に併設されています。水族館内には、沖縄の海を再現したさまざまなエリアがあり、約190種の生き物が飼育されています。飼育されている生物は魚だけでなく、カピバラやナマケモノなどもおり、中でも珍しいのは、沖縄本島の北部にしか生息していない天然記念物のヤンバルクイナがみられることです。

水族館内の水槽の数はそれほど多くないため、じっくりと見学しても、所要時間は1時間程度あればまわれます。しかし、DMMかりゆし水族館の醍醐味である映像の美しさを楽しんだり、実施されているツアーを楽しんだりするなら、時間に余裕を持って訪問しましょう。

開催されているイベントには、ナイトツアーもあるため、夜の水族館に魅力を感じている方にもおすすめです。

営業時間水族館:9時〜21時 
※日によって異なるためホームページでご確認ください
入館料金大人:2,400円
中人:2,000円
小人:1,500円
所在地沖縄県豊見城市豊崎3-35
交通アクセス・那覇空港から水族館行き直通バス(15分間隔で運行)
・東京バス「TK02:ウミカジライナー」ゆいレール「赤嶺駅」
・瀬長島経由那覇バス「95:空港あしびなー線」
・アウトレットモールあしびなー経由直通車の場合:那覇空港から約15分
駐車場「イーアス沖縄豊崎」敷地内の駐車場を利用
公式サイトDMMかりゆし水族館

ガンガラーの谷

ガンガラーの谷は、数十万年前に存在した鍾乳洞の崩壊とともに生まれた谷間です。大きく広がる亜熱帯の森は、環境破壊もされていない自然そのものの姿を見せてくれています。ガンガラーの谷では、この大自然をめぐるガイドツアーが実施されています。

ガイドツアーでは、高さ20メートルもの大主(ウフシュ)、ガジュマルや種之子御嶽(サニヌシーウタキ)など、ありのままの自然が楽しめます。壮大な自然の中を歩くと、疲れた心も癒されるでしょう。ガンガラーの谷は、個人では観光できません。観光したい場合は、必ずガイドツアーを利用する必要があります。

所在地沖縄県南城市玉城字前川202
料金公式ツアー料金:1名2,500円(税込)
交通アクセス・那覇空港から車で約30分
・沖縄自動車道 南風原南ICで下りて約10分
・那覇空港「国内線旅客ターミナル前」からバス 玉泉洞前から2分 観光施設「おきなわワールド」 入口向かい
駐車場あり
公式サイトガンガラーの谷

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斎場御嶽

斎場御嶽(せーふぁーうたき)は、知念岬公園の近くにある、世界文化遺産に登録されている有名な観光スポットです。南西諸島では「聖地」を御嶽(うたき)と呼ぶそうです。そのためか、地元の方々にとっては重要な「神聖な場所」だとされています。

斎場御嶽は沖縄を代表するパワースポットだと言われています。こちらは神聖な場所であるため、過度な肌の露出を控えた服装で向かうようにしましょう。また、伝統的な祭りや儀式も行われているため、静かな参拝の心がけも必要です。

なお、御嶽内は足場の悪い場所もあるため、安全のために歩きやすいスニーカーでの訪問をおすすめします。

所在地沖縄県南城市知念久手堅
営業時間■3月~10月
9時~18時
最終チケット販売 17時15分 / 最終入場 17時30分

■11月~2月
9時~17時30分
最終チケット販売 16時45分 / 最終入場 17時
入館料大人 300円
小人 150円
交通アクセス那覇空港から車で約50分
駐車場
公式サイト世界文化遺産 斎場御嶽

斎場御嶽への観光には、地元ガイドが案内するパワースポットめぐりツアーもおすすめです。興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

神の島「久高島」との
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アウトレットモールあしびなー

あしびなーは、沖縄初のアウトレットモールとして2002年にオープンした商業施設です。グッチやアルマーニのようなハイブランドから、GAP・adidasといった人気ブランドまで、多くの店舗が出店しています。

旅行中、「海に入るつもりはなかったけれど、やっぱり入りたい!」と思い立ったときにも、ブランド水着がアウトレット価格で水着が購入できるのは魅力です。せっかくの沖縄のビーチ。水着もおしゃれに決めちゃいましょう!

あしびなーではグルメも楽しめます。ショッピングに疲れたら、おいしいグルメに舌鼓を打ちましょう。沖縄にしかないファーストフード店「A&Wあしびなー店」で、ハンバーガーを頬張るのもよし、ご家族で沖縄料理を堪能するなら「沖縄菜園ビュッフェカラカラ」で満足するもよし。沖縄菜園ビュッフェカラカラでは、新鮮野菜が毎日直送されてくるそうですので、野菜不足になりがちな旅行中に、訪れてみるのもよいかもしれません。

所在地沖縄県豊見城市豊崎1ー188
営業時間10時~20時
(年中無休)
交通アクセス那覇空港・赤嶺駅・国際通りなどからあしびなー行き路線バスが運行
駐車場有(約1,000台)
公式サイトアウトレットモールあしびなー

新原ビーチ

新原(みーばる)ビーチは、地元の人に愛される穴場のビーチです。白砂のビーチと、コーラルブルーの海の色が絵を描いたような美しさで、誰にも教えたくない気持ちになるような場所です。この新原ビーチでは、グラスボートが楽しめます。カクレクマノミやチョウチョウウオなどの熱帯魚にも出会えるそうです。

マリンスポーツとしては、バナナボートやジェットスキーにチャレンジできます。ジェットスキーはちょっと……と不安を感じる方も安心してください!スタッフの方が操縦してくれるので、初めての方でもジェットスキーを気軽に楽しめますよ。

所在地沖縄県南城市玉城字百名1599-6
営業期間遊泳可能期間:5月1日〜9月30日
(2022年実績)
交通アクセス那覇空港から車で約40分
駐車場有(30台)

沖縄南部のドライブ観光スポット

宮古島伊良部大橋に停められた車

沖縄は海に囲まれた島。海沿いを走ると、エメラルドブルーの海が続く光景に出会えます。南部エリアにももちろん、見ごたえのある景色が多く、身も心も癒してくれる場所ばかり。ここでは、南部エリアにあるドライブスポットを3つご紹介します。

  • ニライカナイ橋
  • 知念岬公園
  • 道の駅いとまん

この3つは澄んだ青い海が眺められる場所や、おいしいグルメスポットです。レンタカーなどで観光を楽しむ方は、ぜひ参考にしてください!

ニライカナイ橋

ニライカナイ橋は2002年8月に完成した橋。南部エリアでも、トップクラスの絶景ポイントとして知られています。ニライカナイ橋にかかるトンネルを抜けると、目の前には一面のエメラルドブルーの世界が広がります。まるで絵を描いたような素晴らしい風景に、心が躍るのではないでしょうか。

トンネルのうえには展望台もあり、そこでは海が広がる風景を堪能できます。SNS映えする写真もたくさん撮影できるのではないでしょうか。青い海・白い砂、そして遠くに見える久高島の風景で、ぜひ南国らしさを実感してください。

最後に、ニライカナイ橋についてご紹介します。ニライカナイ橋は、「ニライ橋」と「カナイ橋」と呼ばれる2つの橋がつながってできているそうです。この両方の橋を合わせた橋長は約660m。ちなみに「ニライカナイ」は「海の向こうにある理想郷」を意味するそうです。橋上から見える風景は、まさに理想郷といえるのかもしれません。

所在地沖縄県南城市知念字知念
(陸上自衛隊の知念駐屯地を目標)
交通アクセス那覇空港から車で約30分
駐車場無料駐車場有

知念岬公園

ニライカナイ橋から車で約5分にある知念岬公園は、先ほどご紹介した斎場御嶽の近くにあります。初日の出スポットとしても有名で、毎年多くの方が拝みに参られています。

岬の先端からは、美しい海と沖に浮かぶクマカ島や久高島が眺められます。岬の高台から見下ろすオーシャンビューは、自然の緑と海の青さが融合した絶景です。ここでも写真を撮る手が止まらなくなるかもしれません。たくさん撮影したい方は、カメラの保存容量を要チェックです!

所在地 沖縄県南城市知念字久手堅 
営業時間なし
交通アクセス・那覇空港から車で60分
・那覇バスターミナルから路線バスで約1時間「斎場御嶽入口 」下車徒歩約5分
駐車場無料駐車場有

道の駅いとまん

最後はドライブの寄り道先をご紹介します。いとまんは日本最南端の道の駅で、那覇空港から車で約20分と立地のよい場所にあります。2019年には「日本一の道の駅」にも選ばれており、沖縄ならではの食材やお土産などが揃う、ローカル感がポイントの穴場観光スポットです。

道の駅いとまんには、県内最大級の農産物販売所や漁協の直営店が並んでいます。新鮮な野菜やフルーツ、海鮮がリーズナブルな価格で購入できるとあって、地元の方も普段から利用しています。

フードコートでは沖縄グルメも堪能でき、テイクアウトも可能です。旅に出たら地元のグルメ!と、楽しみにしている方も多いでしょう。沖縄グルメやお土産選びを楽しみたい方には、ドライブの途中にぜひ足を運んでください。

所在地沖縄県糸満市西崎町4-19-120-4
営業時間9時~18時 
店舗は19時まで営業
交通アクセス那覇空港から車で約20分
駐車場大型車 12台
普通車 286台
身障者用 14台

沖縄観光|南部エリアに該当する地域

首里城公園の守礼門

沖縄は、北部・中部・南部の3つのエリアに区分されています。今回ご紹介している南部エリアは、沖縄の玄関口といわれる那覇空港がある地域です。どんな市町村があるのかをみてみましょう。

  • 浦添市(うらそえし)
  • 那覇市(なはし)
  • 与那原町(よなばるちょう)
  • 糸満市(いとまんし)
  • 豊見城市(とみぐすくし)
  • 南城市(なんじょうし)
  • 西原町(にしはらちょう)
  • 南風原町(はえばるちょう)
  • 八重瀬町(やえせちょう)

本島南部は観光スポットや商業施設が多いエリアです。特に那覇市内と浦添市には、沖縄唯一の鉄道であるゆいレールが通っているため、旅行者にも移動しやすいエリアといえるでしょう。

ただ、南部エリアでも那覇よりも南側にいくと、海や田園風景などの自然豊かな地域が多いのも事実です。車がないと移動できない地域もあるため、観光時の移動手段はあらかじめ考えておきましょう。

沖縄南部 観光地としての魅力

斎場御嶽

ここでは沖縄南部の魅力を紹介します。南部エリアは、先ほどもご紹介した通り、観光スポットが多いだけでなく、歴史や伝統文化に触れられる地域です。

  • 発展的な沖縄に出会える
  • 沖縄の歴史が感じられる
  • 南国の自然に触れられる

実際に行く前にどのような魅力があるかおさえておけば、楽しみが増します。

発展的な沖縄に出会える

南部エリアには沖縄の中心地、那覇市があるため、県内でも発展的なエリアだといえるでしょう。ショッピングやグルメといった、生活を潤すものから観光客の心をつかむものまで、那覇の国際通りにはあふれています。

沖縄の都会的な側面が強く見られるのは、那覇の中心地だけかもしれません。さまざまな商業が発展し、深夜でも楽しめる娯楽施設があるのも、このエリアの特徴です。

沖縄の歴史が感じられる

沖縄の歴史を感じられる貴重な場所も多数あります。平和祈念公園やひめゆりの塔など、戦争にまつわる歴史的な場所は、多くの方が平和を祈るために訪れています。これらは、沖縄戦を偲ぶため、地元の方にとても大切な場所です。

さらに深い歴史を感じられる場所として、琉球王国時代の歴史そのものである首里城も存在します。残念ながら、2019年の火災によって正殿などが消失してしまいましたが、現在は復興に向けて、県を挙げてプロジェクトを進めているそうです。

このように、南部エリアには古代から近代までの歴史が詰められています。

南国の自然に触れられる

観光スポットやドライブスポットでもご紹介したように、南部エリアでは自然をたっぷりと感じられる場所が多数あります。ビーチや岬では南国らしさのある空と海を。ガンガラーの谷では、自然が生んだ広大な亜熱帯の森を。自然の空気を思いっきり吸い込んで、リフレッシュしましょう。

旅の目的は人それぞれですが、気分転換やリフレッシュをしたい方も多いのではないでしょうか。そんな方にとって、さまざまな自然の姿を満喫できる沖縄南部エリアは、最適な旅先の1つといえるでしょう。

沖縄南部を観光するための移動手段

沖縄の路線バス

沖縄県内の移動といえばレンタカーを想像する方も多いはず。しかしそれだけではありません。ここでは南部エリアの観光に便利な移動手段を3つご紹介します。どのようなスタイルで観光したいのかが、移動手段を選ぶ決め手です。

レンタカー

南部エリアの観光では、レンタカーが手軽で便利な移動手段だといえるでしょう。レンタカー会社は那覇空港や南部地域の観光地周辺に多くあり、借りられる車種も豊富です。

レンタカーの魅力は、自分達で好きなところに自由に行けること。観光地ごとに時間に縛られずに、気に入った場所には長く滞在するなど、そのときの気分で変更可能です。一緒に旅をするメンバーさえOKであれば、その場で旅のカスタマイズが楽しめます。

しかし慣れない土地での運転には注意が必要です。いつも以上に気を引き締めて、ドライブを楽しみましょう。

観光タクシー

普段から利用する方も多くはないかもしれませんが、観光タクシーも選択肢の一つです。初めての場所で運転するのは……と躊躇してしまう方や、ゆっくりと風景を楽しみながらドライブしたいと考えられている方にはおすすめです。

行きたい場所をオーダーすれば、リクエストに応じてさまざまなスポットに連れて行ってくれます。地元育ちの運転手さんであれば、地元のお話を聞かせてくれるかもしれません。しかし、一般タクシーは走った距離で料金が加算されるため、費用がかかるのが最大の難関です。

そんなときには、時間制限付きの貸切観光タクシーを利用されてはいかがでしょうか。走った距離で料金が加算されず、定額で安心して利用できますよ。特に小さいお子様連れやご年配の方との旅行に最適です。

ワリカンすれば意外とお得に!
\3時間から気軽にどうぞ/

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観光バス

沖縄に限らず、観光バスを利用された経験のある方も多いのではないでしょうか。観光バスは、誰もが知る有名観光地に立ち寄るケースがほとんどです。つまり、観光バスを利用すると、押さえておきたい観光スポットは効率よく制覇できます。

観光バスの醍醐味は、バスガイドさんから地元のお話を教えていただけることです。ガイドブックには載っていない穴場の情報や、地元だけで食べられている珍しい食材についてなど、よそ行き顔をしていない沖縄に触れられます。

観光以外の楽しみ方もできる観光バスツアーは、行きたい観光地をベースに選択可能です!こちらでは、先ほどご紹介したかりゆしDMM水族館や人気のウミカジテラスをめぐるコースをご案内します。興味のある方は、ぜひご覧ください。

那覇空港お迎えOK!
\初日の午後から参加できる/

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沖縄南部を観光するための注意点

ヤンバルクイナ注意の看板
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沖縄旅行を楽しい思い出にするために、守るべき南部観光の注意点をご紹介します。歴史的建造物や自然が多いエリアのため、ルールを守って観光しましょう。また、沖縄は地理的条件から一年中気温が高い地域です。旅先でダウンしないためにも、体調管理にも気をつけましょう。

観光者としてマナーを守る

ご紹介しているように、南部エリアは自然や歴史・文化にあふれた場所です。これを維持するためには、観光者として最低限のマナーを守る必要があります。

歴史的建造物や遺跡など、触れてはいけないものも多数あります。自分ひとりくらいなら……といった考えはご法度です。ルールの遵守は、沖縄の美しさや価値の継続につながります。自然や文化に触れる貴重な経験をするためにも、常にマナーを意識して行動するようにしましょう。

冬場の気温の変化に注意する

沖縄の気温は、真冬でも二桁を下回るケースはないと言われています。真冬である1月でも平均気温は17度程度とのこと。本州や北海道からの旅行では、その気温差に体調を崩してしまう可能性もあります。

気温差が激しいと、寒暖差疲労と呼ばれる症状が出るケースもあります。せっかくの旅が悲しい思い出にならないよう、体調管理には十分にご注意ください。また逆も然りです。楽しい旅を終え、帰宅の途についたあとで寒さに負けないよう、服装の管理もしておきましょう。

夏場の日差しと熱中症対策を入念に行う

高い気温と併せて、夏の強い日差しも特徴です。日差しだけでなく、高い湿度が熱中症の原因になりえます。夏場の旅先では特に、熱中症対策を入念に行いましょう。日傘や帽子の着用、日焼け止めの利用や、こまめな水分補給が重要です。

自然の多いエリアの場合には、周辺の施設が何も見つからないといったケースも考えられます。元気に旅を楽しめるように、体調管理には十分に気をつけましょう。

沖縄南部観光の持ち物

スーツケースを持つ女性

旅は準備中から始まるといわれています!旅先で何を着よう?などと考えながら荷造りをするのも楽しいものです。今はどこでもなんでも買えるから、忘れ物があっても平気!といった意見もあると思いますが、無駄な出費を抑えるためにも、荷造り中から沖縄気分を楽しみましょう。

沖縄旅行、そして南部観光におすすめの持ち物をご紹介します!

日差しに負けない!日焼け止め

沖縄観光の必需品は「日焼け止め」です。日差しの強さに負けないように、そして肌トラブルを起こさないように、特にお肌の弱い方にとっては必須です!

日焼け止めを選ぶ際には、日差しの強さから肌を守るため、SPF値が高めのものを選びましょう。またウォータープルーフタイプの日焼け止めを用意しておけば、塗り直しをする手間が省けます。ただし、スプレータイプの日焼け止めには注意しましょう。スプレー缶は飛行機には乗せられない可能性があります。

海に入るなら必須!水着・ラッシュガード

美しいビーチを眺めていると、いますぐ海に飛び込みたい!と思われる方も多いでしょう。また、マリンスポーツが楽しめる場所も多くあるため、いざというときのためにも、水着は欠かせません。海に入るとなると、紫外線対策としてラッシュガードも必要です。さらに水陸両用サンダルがあると、足場を気にせずにマリンスポーツも楽しめるでしょう。

水着やラッシュガードはレンタルも可能なため、荷物の多さが気になる方はレンタルを検討してもよいでしょう。しかしいざというときにレンタル屋さんがない!と焦らないように、事前に調べておくことをおすすめします。

水場でも安心!スマートフォンの防水ケース

スマートフォンは、写真や動画の撮影はもちろん、観光情報の検索もできるため、観光に欠かせないアイテムの1つです。しかし、海で使用する場合や、旅先での急な雨降りを考えると不安を感じるのではないでしょうか。そんな場合に役立つのが防水ケースです。

どんな雨や水からも完全に守られるわけではありませんが、心のお守りとしての役割はバッチリです!100円ショップなどでも販売されていますので、ご準備されてはいかがでしょうか。

ガイドブック

地図や情報が記載されたガイドブックも便利です。情報を調べるには、スマートフォンを利用される方も多いはずですが、自然の中では、電波が届かない可能性もあります。周辺情報を見たり、地図をチェックしたりする場合に、アナログなガイドブックが活用できます。

また、ガイドブックであれば機内でも自由にチェックできます。機内でWi-Fiを使えばいいのでは?と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、そもそもWi-Fiのない機体や、あっても利用できないケースも考えられます。そんな場合にも、ガイドブックは役立ちます。ガイドブックはたくさんの種類が発行されています。何冊か読んでみて、自分に合ったガイドブックを探してください。

まとめ|行きたい場所を決めて沖縄南部で観光を楽しもう

ビーチを楽しむ2人の女性

沖縄南部の観光スポットをご紹介しました。南部エリアには、賑やかな那覇国際通りや自然にあふれたガンガラーの谷、そして南国ならではの新原ビーチなど、バラエティ豊かな観光地がひしめきあっています。また、忘れてはならない戦争の爪痕から、学びを得ることも可能です。

歴史が刻み込まれた観光スポットには、その場所でしか感じられない空気や情景があります。沖縄の南部エリアには、そのような神聖な場所があふれています。歴史や自然・文化に触れてみたいと感じられた方は、ぜひ南部エリアの観光を検討されてください。

最後に、沖縄南部を思う存分楽しむサポートとして、魅力いっぱいのアクティビティをご紹介します。行きたい場所や目的から、アクティビティを選んでみてください!

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よくある質問

沖縄本島南部の特徴は?

沖縄本島南部には、美しいビーチや自然豊かな景勝地、そして沖縄文化に触れることができる観光スポットが多くあります。代表的な観光スポットとしては、「ガンガラ―の谷」や「おきなわワールド」、「琉球ガラス村」、「国際通り」などがあります。

沖縄南部のドライブスポットは?

沖縄南部には、あざまサンサンビーチのような美しいビーチや、知念岬公園から望む絶景、瀬長島のような離島、奥武島のような自然豊かな島々があります。また、ニライカナイ橋は、海にかかる美しい橋で、眺めも素晴らしいスポットです。斎場御嶽は、沖縄の神聖な場所で、琉球王国時代の歴史や文化を感じることができます。玉泉洞は、沖縄で最も大きな鍾乳洞の一つで、美しい景観が広がります。これらのスポットを巡るドライブは、沖縄南部の魅力をたっぷりと感じることができます。

沖縄南部はどこまで?

沖縄南部は、主に那覇市の南側から、本部町の南側までを指します。具体的には、那覇市、豊見城市、糸満市、南城市、うるま市、島尻郡、八重瀬町、南風原町、国頭郡、本部町、などが含まれます。

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