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USSとガリバーが合弁で新会社設立_自動車関連事業者向けのサービスを企画・開発 (02/22 12:01)

ユー・エス・エス(USS、服部太社長)とガリバーインターナショナル(ガリバー、羽鳥兼市社長)は、このほど自動車関連事業者向けのサービスを企画・開発するための合弁会社を設立することで合意した。4月1日に新会社を設立、6月には事業をスタートする。
 資本金は1000万円で、出資比率は50:50。代表取締役社長には、USS取締役の瀬田大氏が就き、代表取締役副社長にガリバー専務取締役の羽鳥裕介氏が就任する。社名は現在のところ未定。
 新会社の事業内容は、自動車関連事業者向けのサービスの企画・開発で、具体的には、USSのオークション会員や、ガリバーのGAO!オークション会員、ジーパス会員などを中心に、様々なサービスを提供することをめざしており、「まずは集客、金融、物流の3事業を手がけていく。自動車販売店のビジネスをバックアップする体制づくりをしたい」(羽鳥副社長)。
 またUSSの服部太社長は、「オークション事業ではUSSがリードし、買取りなどユーザー向けの事業では、ガリバーが強みを持っている。両者の力を互いに補い相乗効果を図りたい」と、コメントした。
 実際、新会社の将来ビジョンは、自動車関連事業者向けの新サービスだけにとどまりそうにない。USSは、日本一のオークション運営会社であり、ガリバーはインターネットでGAO!オークションを展開する。
 事実、今回の新会社設立の先にはオークション事業での連携があることは容易に予想され、「GAO!オークションをUSSジャパンで中継する可能性をはじめ、いろいろなことが考えられる」(安藤之弘USS副社長)など、ネットオークション事業での連携は、早期に実現しそうだ。
 USSはオークションで、そしてガリバーは中古車買取りやネット販売で圧倒的なシェアを持つ。今回の強者連合の誕生は、中古車業界の流れを大きく変える可能性もありそうだ。

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