番組史上初、金融街に眠る開かずの金庫!100年以上の歴史を持つ老舗証券会社の巨大金庫


金曜夜9時からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【開かずの金庫&激レア食材ハンター&日本全国珍自販機】を放送。

「テレ東プラス」では、1月19日(金)に放送された番組の中から、「開かずの金庫を開けろ!」の内容をプレイバックします。

【動画】番組史上初!金融街に眠る開かずの金庫


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リポーターの西村瑞樹(バイきんぐ)がやって来たのは、日本経済の中心地である東京・日本橋兜町。今回は番組史上初となる、金融街に眠る開かずの金庫を開錠します。

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依頼主は、100年以上の歴史を持つ「フィリップ証券株式会社」。
1887年創設の商店から始まった老舗証券会社で、その前身は1944年に設立された「成瀬証券」。戦後復興期から金融界を支え、2011年に社名を変えた後も、1935年建築のレトロな社屋を利用しています。

アールデコ様式の建物は装飾もゴージャスで、社長室にはステンドグラスがあしらわれるなど、贅沢なつくり。さらに建築当時は珍しかったという地下室に下りると…

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頑丈な鉄格子に守られた巨大金庫が!
社員の中里さんによると、2009年まではなんと1000億円以上の株券がこの中にあったそう。しかしこちらは開かずの金庫ではなく、現在は会社の史料などを保管しています。

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いよいよ開かずの金庫の元へ!
先ほどの金庫を上回るサイズの巨大金庫が、オフィスの壁にはめ込まれるように設置されていました。
中里さんいわく、金庫は建築当時からこの場所にあり、40年以上開いていないそう。使用目的は不明ですが、ここにはかつて現金や株を扱っていた部署があったため、お宝が眠っている可能性大!

開錠に挑むのは、どんな金庫も開ける無敵の鍵職人・玉置恭一。
玉置の見立てによるとダイヤルの組み合わせは100万通りで、難易度はほぼMAX!

番組史上初、金融街に眠る開かずの金庫!100年以上の歴史を持つ老舗証券会社の巨大金庫
いよいよ開錠作戦スタート!
様子を見に来た永堀社長は、「金塊、埋蔵金みたいな…」と中身に期待します。

ダイヤル部分がアメリカ製のため、日本とは仕様が異なるものの、玉置はわずか30分で開錠成功!永堀社長が扉を開けようとすると…

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なんと、扉がビクともしない!どうやら、上から塗られた塗料によって固まっている様子。相当長い間、開けられていないことが分かります。

玉置は工具を隙間に押し込み、塗料を剥がして外扉をオープン。さらに鍵のかかった内扉にはドリルを使用し、ついに中身が明らかに!

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金庫の中には、3段の棚と2つの引き出しが。
開いた瞬間は何もないように見えましたが、中央の棚には老舗文房具メーカー「カール」のブックスタンドが5個入っていました。

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希望を抱いて右の引き出しを開くと、社内の誰かが使っていたであろう、小さな鍵が3つ。
最後の引き出しに入っていたのは、残念ながら7つのクリップのみ。
お宝発見とはいかなかったものの、社長は「まさか生きている間に中身を見られるとは」と大喜び!束の間の夢を与えてくれた金庫開錠でした。
 
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