写真:藤田 聡
地図を見る御衣黄(読み方:ギョイコウ)は、御衣黄桜とも呼ばれる桜の品種。緑色の花が咲くのが、最大の特徴です。
類似の品種として鬱金桜がありますが、やや緑色が薄いので、緑の桜と言えば御衣黄と覚えておきましょう!
写真:藤田 聡
地図を見る御衣黄は、写真の通り咲き始めが緑色が特に強く、成長に伴ってだんだんと色褪せて行き、最後には中心部がほんのりと桜色になります。一本の木でも枝により咲き具合が異なるので、至近距離からじっくりと鑑賞しましょう!
写真:藤田 聡
地図を見る御衣黄は貴重な桜の品種で、全国各地の花見名所にも、数える程しか無いのが普通です。しかし、三刀屋川(読み方:みとやがわ)の川沿いには多数あって、桜並木を形成。知る人ぞ知る、御衣黄の名所です!
写真:藤田 聡
地図を見る御衣黄を見に行く場合は、三刀屋河川敷公園を目指しましょう。無料の駐車場や公衆トイレもあり、観光スポットとして便利に利用出来ます。場所は画像右下の「地図を見る」をタップすると、撮影場所の地図が表示されます。
開花時期がソメイヨシノよりも遅いので、御衣黄は見頃時期でも混雑とは無縁。ソメイヨシノの満開には間に合いませんが、枝垂れ桜や八重桜も併せて楽しめます!
なお2020年は新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、「雲南市桜まつり」のメインイベントは中止になりました。しかし、桜並木の鑑賞自体は可能で、手洗いや咳エチケットなどに配慮した上で、お花見するように観光協会が呼び掛けています。
三刀屋川の桜並木はソメイヨシノが有名で、御衣黄は地元でもマイナーな存在。見頃時期でも閑散としており、穴場の雰囲気が漂っています。混雑を回避出来るのは、感染防止の観点ではむしろメリットであり、2020年の花見に最適です!
写真:藤田 聡
地図を見る三刀屋河川敷公園から三刀屋川の対岸を眺めると、川沿いに御衣黄と八重桜が点在しているのが分かります。小高い山には三刀屋城跡(読み方:みとやじょうあと)があり、こちらも御衣黄の名所なので、是非行きましょう!
写真:藤田 聡
地図を見る三刀屋城跡は、川を渡って直ぐに左折して一本道ですが、途中は車一台分の幅しか無い林道なので、運転に十分注意して下さい。
美しい緑に囲まれた場所で、ピンク色の八重桜や黄色い花に出迎えられて、一目で気に入るに違いありません!
写真:藤田 聡
地図を見る三刀屋城跡の林道を車で進むと、中腹に駐車場があり、隣接して東屋があります。周囲は既に御衣黄の林になっており、駐車場付近でも十分楽しめますが、東屋の奥まで行ってみるのがおすすめです!
写真:藤田 聡
地図を見る三刀屋城跡の東屋の奥には、三刀屋川の桜並木でも見かけた「御衣黄」の看板が設置されており、花見スポットである事が分かります。
「緑色の桜の眺めなんて、葉桜と変わらないのでは?」と疑問に思う方も多いかもしれません。しかし、人間の能力とは凄いもので、花見を続けていると、御衣黄とソメイヨシノの葉桜を一瞬で区別出来るようになります。
三刀屋川の桜並木から花見を初めれば、三刀屋城跡に着く頃には御衣黄の魅力に取り憑かれて、また来年も来たいと思うに違いありませんよ!
住所:島根県雲南市三刀屋町三刀屋(雲南市警察署そば・国道54号線沿い三刀屋川岸)
電話番号:0854-42-9770(雲南市観光協会)
桜の見頃時期:例年4月中旬(御衣黄と八重桜)
駐車場:あり
アクセス:JR木次線木次駅から車で約10分
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/5/6更新)
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