秦野警察署の署長に就任した 加藤 圭司(けいじ)さん 秦野市在住 58歳
「警察の格好良さを見せよ」
○…初めての署長職、着任に際し署員に告げたことは「前向きに仕事をすること」。警察歴は40年。そのおよそ半分の時間を刑事畑で歩んできた。「殺人などの事件の捜査は最初はわからないことばかり。しかし下を向いていては進まない。皆で必死に動けば、事件が大きく動くことも多かった」と自身の経験を語る。「仕事は大変なこともあるが、そういう時こそ虚勢を張って前を向くことが大事」
○…新潟県出身。野球少年だったそうで「やんちゃでしたね」と笑う。野球部のキャプテンや生徒会長をしていたこともあり、昔のエピソードからは兄貴肌の性格がのぞく。名は体を表すように、子どもの頃から警察官になるのだと決め、高校卒業後に神奈川県警へ。「事件を解決し、遺族に『ありがとうございました』と言われたときが、やりがいを感じる瞬間」としみじみ語る。これまでの警察官人生、一番印象に残っているのは「仲間の頼もしさを感じた」という事件。現金強奪事件を追っていた際に先行して犯人の車を発見。銃を持っている可能性があり、張り込みしながら、様々な考えが頭をめぐった。「一般人に被害が及ばないか」「自分も死ぬかもしれない」…その中で仲間が駆けつけてくれた時の安心感は今も心に残っている。
○…今はなかなか行けないが、趣味は城跡巡り。秦野に来て驚いたのは「富士山の大きさ」だとか。「あるアンケートでは、警察官が新1年生の憧れの職業になっていて嬉しい」と顔をほころばせる。先日、市内をパトカーで回っている際に子どもが手を振ってくれたそうで「まさにその気持ちが原点」と話す。「署員には『憧れる仕事をしている自負を持て』『警察官としての格好良さ見せろ』と伝えたい」
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