秦野市出身で元女子プロ野球選手の加藤優さん(26)が代表・ヘッドコーチを務める女子野球塾「Sunny Catchball」が始動した。現在生徒を募集していて、6月に開校が予定されている。
この野球塾は小学校1年生から6年生の女性が対象。ヘッドコーチの加藤さんを含めコーチ陣も女性が担うというのが最大の特徴。「女の子が野球を始めやすい環境を作り、女子野球を当たり前にしたい」と加藤さんは趣旨を説明する。
基本を大切に、技術・体力向上はもちろん、野球の楽しさを伝えていくことを基本方針に掲げている。練習場所は中栄信金スタジアム秦野とメタックス体育館はだの、オンラインによる指導も行うという。練習は毎週平日の火曜日と木曜日、低学年は17時30分から18時40分(70分)、高学年は19時から20時20分(80分)、料金は8480円から(秦野市在住者は500円引き)。軟式ボールを使用する。収益の一部は、地域貢献活動として野良猫ゼロプロジェクトを掲げる「TNR」の活動に充てられるという。
加藤さんは父が監督を務めていた少年野球チーム、秦野ドリームスで5歳から野球を始めた。中学から硬式野球を始めたが、高校ではソフトボールに転向。しかし再び野球に戻り2016年から2019年まで、女子プロ野球選手として活躍。引退後は様々なスクールや野球教室で子どもたちに野球の楽しさを教えてきた。「まだ女子野球ができる環境は少ない。その一方女子の野球人口は増えてきている。読売ジャイアンツが女子プロ野球チームを立ち上げ、脚光を浴びているという面などもあり、秦野から野球界を盛り上げたい」と加藤さんは意欲を見せた。
女子野球タウン認定目指す秦野市
昨年「はだのふるさと大使」に任命された加藤さん。その活動を秦野市も後押しする。秦野市は一般社団法人全日本女子野球連盟が女子野球普及と地域活性化を目指す「女子野球タウン」の認定を進めている。現在全国10自治体が認定されている。市スポーツ推進課では「加藤さんの地域貢献活動に対する支援に加え、女性に優しいまち、ジェンダー平等や共生社会に積極的に取り組むまちといった都市イメージの向上につながるのでは」と話す。
|
<PR>
秦野版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
|
|
|
|
|
|
<PR>