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秦野版 公開:2017年1月1日 エリアトップへ

市鳥ウグイス制定の理由 酉年にちなんで

文化

公開:2017年1月1日

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「くずはの広場」で撮影されたウグイス写真提供 八木 茂氏
「くずはの広場」で撮影されたウグイス写真提供 八木 茂氏

 2017年は酉年。秦野市にはシンボルとして、市の鳥にウグイスが制定されている。ではいつ、なぜウグイスが選ばれたのか。

 日本各地で都市化が進んだ1972年、秦野市にもその波は押し寄せた。森林を伐採し、農地を宅地化していったため、自然環境に悪影響がないか心配された。そこで市では「多くの鳥が住む丹沢の山をいつまでも守り、鳥と人が共存できる街」にしていこうと、市の象徴にふさわしい鳥を決めることにした。同年5月、「市の鳥選考委員会」が発足。メンバーは県会議員や学識経験者、教育委員会教育長など約20人で構成された。

 市内でよく見ることができる鳥の中から選考委員会で選び、ホオジロ、メジロ、ツバメ、ヒバリ、セキレイ、ウグイスの6種類の候補が挙げられた。はがきで投票する形で住民にアンケートを取ったところ、1000通以上の返信があり、ここでセキレイとウグイスの2鳥に絞られた。再度選考委員会で審議された結果、昔から多くの人に親しまれ、若い人からも人気のあったウグイスが選ばれ、9月、市の鳥として決定した。

 ウグイスは季節によって様々な鳴き方をするが、梅の花が咲くころには「ホー・ホケキョ」と綺麗な声で春の訪れを知らせてくれることから、「春告鳥(はるつげどり)」ともいわれる。毎年2月下旬ころには清々しい初鳴きが聞こえてくる。今年は酉年。耳を傾けてみると、より身近な存在に感じることができるかもしれない。

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