たばこの有害性や健康被害、受動喫煙防止を啓発する「ポスター原画コンクール」で、旭小学校４年の松井愛璃春（ありす）さんの作品＝写真＝が特賞に選ばれた。
主催した県鎌倉保健福祉事務所三崎センターによると、審査員からは「禁煙、受動喫煙防止、たばこの危険性を描くテーマの作品が多い中で『たばこをやめてくれて、ありがとう』という前向きなメッセージが、ポスターとしてアピールするものと感じられた」などの講評があり、女の子が笑顔で手をつなぐ明るいイラストが高評価を得た。
今年は市内小中学校の児童・生徒から１１４点の応募があった。各部の入賞者は以下のとおり（敬称略）。小学生の部／鈴木良奈（南下浦小５年）・小沢心優（みゆ）（初声小３年）、中学生の部／高橋ひより（初声中３年）・小野寺隆輝（南下浦中２年）。松井さんの作品はポスターとなり、今後、駅や医療機関、学校などに掲示される。
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