川崎市煎茶道会が主催する「秋季市民煎茶会」が先月30日、川崎大師平間寺の中書院で開かれた。宮前区在住の直本享鶴さん=写真(奥左から2人目)=が御本尊の厄除け弘法大師に茶を供える「献茶」を担当した。
直本さんは区内で教室を開いて約10年。献茶を任されたのは今回が初めてだという。直本さんは「荘厳な雰囲気の中で、貴重な経験をさせていただいた」と話す。
献茶後、席主を務めた茶席には台風が近づいているにも関わらず、多くの市民が訪れた。
茶道具や掛け軸、床の間の飾りなどについて、直本さんの説明に耳を傾けながら趣ある茶席を楽しんだ。
直本さんは「煎茶は気負わず、家庭にも取り入れやすい。もっと多くの方に親しんでいただけたら嬉しい」と話した。
宮前区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|