トッピック スカシガイ科2

15.ナガコバンスソキレ Emarginella sakurai HABE
 小笠原兄島滝の浦(福田宏 1993)。(図は18.日本近海産貝類図鑑 奥谷喬司編著より)

16.シロスソカケ Tugali decussata   (AADAMUS)
 伊豆諸島・小笠原、共に打上。大室出し((加藤繁治 1996)。殻の前方に浅い切れこみガあります。岩礁のカイメンのある場所に生息しています。
17.オネダカサルアワビ Tugalina (Tugalina)  plana SCHEPMAM
  本種の生貝は採集していませんので、軟体部を確認していませんが、岩手県以北に生息し殻長9cmになるサルアワビの名前の由来は、肉が赤いことからの連想で「猿」と名付けられました(岡本正豊 1997)。生息域は紀伊半島以南の潮間帯とされていますが、八丈島底土サンドポンプ(1965)、八丈島横間揚げ砂(1980年代)から多数採集しています。
18.オトメガサ Scutus (Aviscutum) sinensis (BLAINVILLE)
 八丈島。オトメガサの南方型、殻表には成長脈の他に著しい皺模様を刻む。前種との区別は、更に検討が必要です。マリアナ諸島(黒住耐二 1994)。
19.リュウキュウオトメガサ  Scutus (Aviscutum) unguis (LINNAEUS)
 八丈島。オトメガサの南方型、殻表には成長脈の他に著しい皺模様を刻む。前種との区別は、更に検討が必要です。マリアナ諸島(黒住耐二 1994)。
20.マドアキガイ Rimula exquisite A.ADAMUS
 貝殻前側の正中線上に細長い孔があり、丁度窓があるように見えます。彫刻は格子目状です。
 八丈島横間揚げ砂、殻長5.8-11.2mm。三宅島(手塚芳治 1996)。
21.セムシマドアキガイ Rimula cumingi A.ADAMUS
 小笠原父島北西海岸沖(福田宏1993)。本種の孔の先端は肋の上にあるのに対し、前種マドアキガイは孔の先端が肋と肋の間にあります(濱村陽一 2004)と区別しているが著者は確認していなません。




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