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南アフリカ 観光の現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

はなだゆい (アフリカ専門ライター、アフリカ情報局運営)

【世界遺産】南アフリカの自由と平等を勝ち取った象徴

  • 観光おすすめ
  • 定番人気

ケープタウンから12キロ沖合にある島。
周囲は海流が強く脱出が困難なことから監獄島と呼ばれ、刑務所として使われていました。南アフリカの元大統領ネルソン・マンデラ氏も政治犯として、ここに18年間投獄されていました。
現在は島全体が博物館として整備されています。人種差別を乗り越え民主主義と自由を勝ち取った平和の象徴として、1999年にユネスコの世界遺産に登録されました。

アパルトヘイト時代には生きては帰ってこられない島と恐れられていましたが、今では多くの人が訪れる観光地。ハイシーズンである夏は、1週間前でも予約が取れないほどの人気です。予約はお早めに。

料金
大人300ランド(2.100円)、子供160ランド(1,120円)。
※1ランド=7円換算(2016年1月現在)

ロベン島を観光するには、ツアーに参加します。
ツアーは1日3回。9時、11時、13時(9月以降は15時の回もあり。)船での往復、観光含め3時間半のツアーです。

島までは、高速船に乗り約30分。
ケープタウン人気のショッピングセンター、V&Aウォーターフロント内にある港から出航します。時期にもよりますが、周辺は海流が強く船はかなり揺れます。船酔いしている人も多く、島に着く頃にはフラフラになっている人も多いです。船酔いしやすい方は予め対策を。

バスに乗り換えます。
島に着いたらバスに乗り換え移動。島を囲む高い塀には、当時の様子がわかる写真が展示されています。バスで島を一周後、バスを降り刑務所内に入ります。当時政治犯として収容されていた人が、現在案内業務を行っています。その口ぶりから、当時の生々しい様子を知ることができます。

ネルソン・マンデラ元大統領が収容されていた部屋も見ることができます。
部屋は2畳ほどの広さしかなく、1枚の毛布とトイレ用のバケツしか置いてありません。そんな独房で寒さと孤独に耐えながら、南アフリカの自由と平等を勝ち取ったのかと思うと胸が熱くなります。
今でこそ「自由」は当たり前のものですが、過去には多く人の犠牲と努力があります。それを忘れてはいけない、そう考えさせられる場所です。

  • ジャンル
    木・巨樹
  • エリア
    ケープタウン
  • 住所
  • アクセス
    ケープタウン(ウォーターフロント地区)の港から高速船で約30分
  • 電話番号
    +27-214134200
  • 営業時間
    [4月-8月]9:00, 11:00, 13:00, [9月-3月]9:00, 11:00, 13:00, 15:00
  • 定休日
    無休(悪天候時はツアー中止の可能性あり)
  • 予算
    ロベン島博物館のツアー(大人) 250,120ランド
  • 公式サイト
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。