東京証券取引所

 15日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。下げ幅は一時200円を超えた。米国株安を背景に投資リスクを回避するための売り注文が先行した。

 午前終値は前日終値比55円84銭安の3万8751円54銭。東証株価指数(TOPIX)は15・36ポイント高の2676・95。

 平均株価への影響が大きい半導体関連株の値下がりが目立った。売り一巡後は、割安感の出た銘柄を買い戻す動きが出て、下げ幅を20円余りに縮める場面があった。

 前日の米国市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測が後退したのを受け、ダウ工業株30種平均など主要な株価指数がそろって下落した。

(共同通信社)