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[画像: 谷内六郎《雀も子供も寒い朝》 1963(S38)年12月9日号、当館蔵 ©Michiko Taniuchi]

「谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展 ずっとともだち」

横須賀美術館
終了しました

アーティスト

谷内六郎
谷内六郎は、1956(昭和31)年に『週刊新潮』が創刊されたときから、1981(昭和56)年に本人が世を去るまでの四半世紀にわたり、約1300点にのぼる表紙絵を描きました。当館では1年に4回作品を入れ替え、さまざまな切り口から、谷内六郎の表紙絵の世界をご紹介しています。

今回の展示では、谷内六郎の作品に描かれた子どもたちの友情に注目しました。谷内六郎の作品には、ほとんどの場合、子どもたちが登場します。谷内自身の家族構成を反映した、姉弟の組み合わせが典型的ですが、家族以外の友だち関係を描いたものもたくさんあります。 彼らは、地域や学校での年中行事を通じてばかりでなく、毎日の放課後に寄り集まって行うさまざまな遊び、また、遊びともいえない、名づけようもない時間をともに過ごしながら、互いを知り、友情をはぐくんでいるようです。その中で気の合う者どうしは、やがて親友となるでしょう。しかし、そんなかけがえのない友だちも、やがて時が来れば離れ離れとなり、それぞれの道を歩んでゆきます。友だちと別れる淋しさもまた、谷内作品を特徴づける魅力的なテーマのひとつといえるでしょう。 子ども時代の友情を大人になっても続けられたら、素晴らしいことですが、実際にはなかなか難しいことではないでしょうか。谷内六郎の作品には、子ども時代にしか体験できないような、友だちと過ごす豊かな時間が描き留められています。

スケジュール

2024年1月6日(土)〜2024年3月31日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
1月9日、8日は開館
2月5日、3月4日は休館
入場料一般 380円、高校生・大学生・65歳以上 280円、中学生以下 無料
2月8日は無料
展覧会URLhttps://www.yokosuka-moa.jp/archive/exhibition/2024/20240106-816.html
会場横須賀美術館
http://www.yokosuka-moa.jp/
住所〒239-0813 神奈川県横須賀市鴨居4-1
アクセス京急本線馬堀海岸駅より京急バス「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」下車徒歩2分、京急本線浦賀駅より京急バス「観音崎」下車徒歩5分、JR横須賀駅より京急バス35分「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」下車徒歩2分
電話番号046-845-1211
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