元卓球女子日本代表で五輪2大会連続メダリストの福原愛さん(34)が刑事告訴されたとの報道を受けて、元夫の江宏傑氏と以前居住していた台湾も騒然となっている。

 福原さんは昨年7月、面会交流のために夏休みを利用して元夫・江宏傑氏のもとにいた長男を日本に連れて帰ったことが問題になっている。江氏は7月27日に日本外国特派員協会で大渕愛子弁護士らを伴って緊急会見を開催し、裁判所から出ている引き渡し命令に福原さんが応じない場合は未成年者誘拐罪で刑事告訴する可能性にも言及していた。

 福原さん側も反論して騒動が泥沼化する中、「週刊文春」は江氏側がついに刑事告訴に踏み切ったと報じた。

 これを受けて、江氏の地元で福原さんも縁のある台湾でも激震が走っている。

 台湾メディア「民視新聞台」は「投獄されるのが怖いのか? 江宏傑が福原愛さんを告訴」「福原愛さんに懲役20年の可能性も! 日本のネットユーザーの反応が明らかに」などと大々的に取り上げた。

 同メディアによると、SNS上では「このニュースが出るやいなや、再び激しい議論が巻き起こり、日本のネット民の多くは福原愛さんに対し、逃げるのはやめて目の前の問題に真剣に向き合うようアドバイスした。『母親として、ルールは守るべきだ』『隠れて本当に幸せなの?』『どう見ても逃げているように見える。逃げ回らずに、相手の弁護士に直接相談したらどうですか?』などとメッセージが上がっている」と伝えた。

 また「三立新聞網」も「福原愛さんは懲役20年の恐怖か?」などとその今後を不安視。台湾でも人気が高い福原さんの動向に関心が集まっている。