新たな試練だ。女子プロレス「エボリューション(エボ女)」は2日、11月16日東京・新木場1stRING大会のカードを発表。デスマッチ&ハードコアユニット「プロミネンス」の世羅りさと、柊くるみの参戦が決まった。エボ女のChiChiが世羅と、ZONESが柊とそれぞれシングルで対戦する。

 ChiChiは10月18日のスターダム新宿大会で初のYシャツマッチに出場。白川未奈らスターダム勢を含む9選手が参加した一戦で初勝利を収め、一躍その名を広めた。さらにスターダムの若手主体興行「NEW BLOOD」(17日、大阪・アゼリア大正)では〝超新星〟天咲光由との対戦が決まるなど、注目が集まっている。

 ChiChiは「これはデスマッチじゃないですよね? 世羅選手はデスマッチの印象が強くて、自分は血が苦手で試合を見られないというか…。対策があまりできないまま試合を迎えそうで怖いです」と不安そうな表情をのぞかせつつも「自分は悪く言うと頭が固いので、そこは柔軟に試合をしたい」と語った。

 エボ女のプロデューサーを務める全日本プロレスの〝暴走男〟諏訪魔は「ChiChiはYシャツマッチで見たことがない力を発揮してくれたからね。相手はハードコアマッチやデスマッチを得意とするんだろ? そういう試合展開になれば、またChiChiが覚醒するかもしれない」とにやり。まな弟子に「相手の土俵で戦って勝ってこい!」とゲキを飛ばした。