ボクシングの元世界2階級制覇王者・亀田和毅(32=TMK)が自身のユーチューブ「亀田和毅チャンネル」を更新。「10/7 ドラミニ戦の舞台裏に密着!! 3150FIGHT」を公開した。和毅は7日のIBF世界フェザー級2位決定戦でレラト・ドラミニ(南アフリカ)に、まさかの判定負け。3階級制覇の目標がいきなり暗礁に乗り上げた。

 動画では、カメラがフェザー級初戦に挑む和毅に密着。公開計量前には「(過去の減量と比べて)全然、楽じゃない。一緒ぐらいきつい」「2日半、何も食べてないです。飲んでないし。だから、階級上げたからって楽なことは全くない」と限界まで追い込んできたことを明かす場面もあった。

 試合直前には、セコンドについた父の史郎氏が「(これまでの)キャリアあるからな。調整もうまくいってるし、あとはリングでどれだけ持ってるものを出せるか。その課題だけやと思うねん。どれだけ今、持ってるものを出せるか。そやないと、次の上が見えてこない。もう40戦以上になってんのに、現役もそんな長ないし。持ってるものは、すごいものあるから。早いとこ殻ぶち破って、フェザーのベルトを取ってもらいたいな」と期待を口にしていた。

 その後は試合のダイジェスト映像と、会見での敗戦の弁などをプレーバック。最後は「皆さま、今回の試合もたくさんの応援ありがとうございました。俺はボクサーとして負けて終わることはできない。必ずリベンジします。これからも応援よろしくお願いします」と視聴者へ向けたメッセージで締めくくられた。