新日本プロレスのSTRONG女子王座に挑戦するデスマッチ&ハードコアユニット「プロミネンス」の世羅りさ(31)が、王座奪取後の青写真を明かした。

 3日の広島サンプラザホール大会で、同王座を保持するジュリアに挑戦する。前所属団体アイスリボン時代の後輩・ジュリアと1日に開かれた公開調印式で久々の再会を果たした。広島県出身で父が世羅町の町長を務めている世羅は「私、地元での試合で負けたことほとんどないから。今回も負けませんよ」と強気に言い放った。

調印式で顔を合わせた王者・ジュリア(左)と世羅りさ
調印式で顔を合わせた王者・ジュリア(左)と世羅りさ

 4月には現在スターダムに参戦している鈴季すずがプロミネンスを脱退し、世羅自身も6月に離婚を公表。環境が一変した。今回王座挑戦を決めた理由について「離婚して、すずが抜けて、髪も切ってすっきりした。世羅りさ再起の象徴としてそのベルトが欲しい」と説明。「まだ離婚の報告を両親や家族にできていないからベルトを手土産にして、離婚の報告もさせていただきますわ」と不敵な笑みを浮かべた。

 王座奪取後は米国でデスマッチ形式での防衛戦を希望した。「最近も台湾で試合したり、海外でのデスマッチの需要も高まっている。あの紫のベルト(STRONG女子王座)をジュリアから奪い取って血で赤く染め上げてやる」とタイトルマッチ前にいつも食べているという広島焼きをほおばり、王座戦に気合を入れた。