俳優・木村拓哉(50)が主演の月9ドラマ「風間公親―教場0―」(フジテレビ系)が10日にスタート。初回は30分拡大で放送された。木村の月9主演は「HERO」の第2シリーズ以来9年ぶりとなる。

 今回は2019年を舞台に、県警本部捜査一課・風間が、俳優・赤楚衛二演じる新人刑事の教育係を務めていた時代が描かれる。第1話には、俳優・市原隼人がゲスト出演し、機械部品製造工場の社長・益野紳祐を演じた。

 益野はもともと警察学校の生徒だったという設定。警察学校の学校長役の俳優・小日向文世が、益野について「正義感が強くてね、拳銃操作に長けていた。しかし、体力がなくてね。皆に追いつけなくて卒業間近の秋に辞めた」と明かす。

 この警察学校を辞めた理由に、SNS上には「市原隼人は絶対に体力ある!」「設定に無理がある」といったコメントが投稿されている。

 同作は20年と21年に特番ドラマとして放送された「教場」シリーズの連ドラ化。先の特番では、警察官を目指す若者が通う警察学校を舞台に、木村演じる教官・風間公親が生徒たちを指導する姿を描いた。

 3作目となる今回の連ドラは、風間が警察学校に赴任し、鬼教官となる前の物語となっている。