吉本新喜劇の内場勝則(62)が30日、大阪市の吉本興業本社で行われた間寛平GM(73)の「第十回月例会見」に登場。妻で新喜劇女優の未知やすえ(59)について語った。

 内場は1982年、吉本総合芸能学院(NSC)に1期生として入学。ちなみに同期には「ダウンタウン」「トミーズ」「ハイヒール」らがいる。85年から新喜劇を中心に活動。99年からは座長も務めた。

 40周年を迎え「苦労はほとんど覚えていない。お客さんの笑ってる顔を思い出したら、つらいことも乗り越えられた」と話し、後輩には「1つの小屋で何千人が笑う。こんな幸せなことはない。そのことに感謝していれば道は開ける」とアドバイスを送った。

 公演については「王道の内場流の『ザ・新喜劇』をお届けします。いろんな色、ありますけど僕の色はこれ。ただ、メッセージはないです。こ難しいことはないので、僕も小さい頃に見てて、笑い転げてたのをただただやりたい」と宣言。役どころについては「やすえが出るので。夫婦の役なのか、どつかれるのか…腕相撲でもギリ勝てるくらいなので」と笑った。

 未知とは92年に結婚。こちらは30周年となった。

 内場は「ガンガン口説かれたんですよ。あの頃は体も絶好調で…あ、怒られる」と、若かりし頃の未知の体形を交えてひとボケ。

 続けて「恋人役も多くて話すことも多かったんですけど、僕が病気で倒れて、お見舞いに来てくれて。天使が現れた。羽根はあるけど飛ばれへん…あ、怒られる。でも、この人と結婚するな、と」と笑いを交えて振り返った。