参院選(7月10日投開票)東京選挙区(改選数6)に政治団体「スマイル党」公認で立候補しているスマイル党幹事長の込山洋氏(48)の政見放送が30日、NHKで放送され、師匠にあたる東京・港区区議でスマイル党のマック赤坂総裁(73)の伝説となっている政見を令和の時代によみがえらせた。

 込山氏は長年、マック氏の私設秘書を務め、スマイル伝道の後継者として、渋谷を中心に活動していた。一昨年の東京都知事選、昨年の衆院選に出馬するも落選。参院選はラストチャンスとして、挑戦していた。

 込山氏はマック氏が2012年の都知事選で披露したスーパーマンと同じコスプレで登場。「スマイル・スーパーマン込山洋でございます」と挨拶した後、「10度、20度、30度! スマイル!」と口角を上げていくスマイルポーズを連発。その回数は師匠顔負けの10回以上に及んだ。

 さらに「メークスマイルは常に心のスイッチをネガティブからポジティブに、マイナスからプラスに切り替えます。皆さんもご一緒に! 10度、20度、30度! 人生、何があってもスマイル!」「傲慢な政治家は恥を知れ! ドーン! ド・ドーン!」と熱弁した。

 放送後、ネット上では込山氏の気迫に「この人ヤバすぎる」「以前のマック赤坂さんを彷彿とさせる」と政見放送マニアをうならせれば、「スマイル党」が急上昇ワードに浮上するほどの反響となった。