女子プロレス「スターダム」の祭典「5★STAR GP」開幕戦(30日、大田区総合体育館)のレッドスターズ公式戦で、デスマッチ&ハードコアユニット「プロミネンス」の世羅りさ(30)が舞華を下し、白星発進した。

 序盤は激しく髪をつかみあうと、舞華を投げ捨て場外での激しい攻防となった。リングに戻っても一進一退の攻防が続き、その後もお互いにカウント1で返す意地の張り合いが続いた。

 しかし、最後は世羅が流れをつかむ。羅紗鋏(変型シュバインバスター)からダイビングニードロップにつなぎ、3カウントを奪った。

 5月28日大田区大会では朱里のワールド王座に挑戦し、敗れた。同じ会場で雪辱を果たした世羅は「勝っちゃいました~。これは完勝でよろしいんでしょうか? ばっちり3カウントを取ったので完勝でしょう。よそ者が来た、楽しいじゃやってけねえだろこのリング。もっと来いよ!」と挑発的に言い放ち「次、また私とやってもいいよ。でも、エルボーとラリアートとかは1回ずつにしとけ。またな!」と呼びかけた。

 世羅は31日の大田区大会で「カラーズ」のSAKIと対戦する。