東京23区情報 千代田区
かつて江戸城がそびえていた、立法・行政・司法の中心地
徳川幕府の拠点地であり、日本最大の城郭であった江戸城が築かれた地。城跡は現在、緑に囲まれた皇居となっており、周辺には国会議事堂や首相官邸、最高裁判所など国の中枢を担う施設が集まっています。オフィス街としてのイメージが強いですが、日本最大の電気街、秋葉原や“世界一の本の街”といわれる神保町など、エリアごとに異なる魅力があります。
千代田区データ情報
1区の概要・人口
面積
11.66㎢
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区域の約12%を区の中央に位置する皇居が占めています。
総人口
66,680人
(男33,637人/女33,043人)
No.3
昼間人口
853,068人
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働く場所というイメージが強い千代田区。昼夜間人口比率(常住人口100人あたりの昼間人口の割合)は、23区でダントツトップです。
No.3
年少人口率(15歳未満)
13.5%
生産年齢人口率(15~64歳)
70.1%
老年人口率(65歳以上)
16.4%
No.1
平均年齢
41.9歳
人口密度(1㎢あたり)
5,718.7人
総世帯数
37,011世帯
外国人数
2,724人
出典
「総人口」「年少人口率」「生産年齢人口率」「老年人口率」「平均年齢」「人口密度」「総世帯数」「外国人数」
総務省統計局「令和2年 国勢調査」
※「年少人口率」「生産年齢人口率」「老年人口率」「平均年齢」は、小数点第2位を四捨五入した数値
※「年少人口率」「生産年齢人口率」「老年人口率」「平均年齢」は、小数点第2位を四捨五入した数値
「昼間人口」
2まち・暮らし
住宅総数(居住世帯あり)
35,160戸
持ち家率
36.7%
No.1
通勤時間(中位数)
24.9分
No.2
家賃平均
156,531円
幼稚園数
12園
小・中・高等学校数
43校
小学校11校、中学校14校、高等学校18校
病院数
15院
図書館数
6館
都市公園数
23園
都市公園面積
266,205.87㎡
一人あたりの都市公園面積
3.97㎡
百貨店・総合スーパー数
3店
大型小売店数
93店
飲食店数
3,507店
出典
「住宅総数(居住世帯あり)」「持ち家率」「通勤時間(中位数)」「家賃平均」
総務省統計局「平成30年 住宅・土地統計調査」
※持ち家率は、「住宅総数(居住世帯あり)」に占める持ち家率の割合を算出し、小数点第2位を四捨五入した数値
※「家賃平均」は“家賃0円”を含まない
※持ち家率は、「住宅総数(居住世帯あり)」に占める持ち家率の割合を算出し、小数点第2位を四捨五入した数値
※「家賃平均」は“家賃0円”を含まない
「幼稚園数」「小・中・高等学校数」
「病院数」
「図書館数」
「都市公園数」「都市公園面積」「一人あたりの都市公園面積」
「百貨店・総合スーパー数」「大型小売店数」「飲食店数」
3歴史・文化
歴史の概要
徳川幕府の本拠地である江戸城が築かれたのが、千代田区のルーツ。日比谷入江の埋め立てや外濠の整備など、築城とまちづくりが同時に進められました。以来、江戸時代から400年以上、日本の政治や経済の中心地であり続けています。
区名の由来
江戸城の別名である“千代田城”に由来します。
ゆかりの人物
泉鏡花エピソード
石川県金沢市生まれの明治・大正・昭和期の小説家。明治43(1910)年から没するまでの29年間を愛妻とともに千代田区の六番町で暮らしました。
夏目漱石エピソード
漱石が卒業した小学校があった千代田区にはゆかりのスポットが点在しており、特に神田の街並みは小説のなかにも描かれています。
国指定・登録文化財(建造物)数
総数27
国宝・重要文化財9、登録有形文化財18
主な文化財
東京駅丸ノ内本屋(重要文化財)
旧江戸城外桜田門(重要文化財)
法務省旧本館(重要文化財)
旧江戸城外桜田門(重要文化財)
法務省旧本館(重要文化財)
主な伝統工芸品
江戸切子、江戸手描提灯
出典
「国指定・登録文化財(建造物)数」
文化庁「国指定文化財等データベース」および各区の資料を元に、令和4年3月時点の情報で作成
※作成時期や未公開などの理由により、実際の数と異なる場合あり
<参考リンク>
千代田区内の国指定・登録文化財 一覧(千代田区公式サイト)
※作成時期や未公開などの理由により、実際の数と異なる場合あり
<参考リンク>
千代田区内の国指定・登録文化財 一覧(千代田区公式サイト)
4観光
東京駅
巨大なショッピングモールやグルメエリア、ホテルなどが集まった東京駅は、交通の拠点としてだけでなく観光スポットとしても人気です。
皇居外苑
江戸城の面影を残す濠や城門などの歴史的建造物と、黒松が並ぶ大芝生広場が調和した憩いの公園。
その他/北の丸公園、日本武道館、ニコライ堂、皇居東御苑、神田明神
旅館・ホテル数
124軒
No.3
興行場数
81軒
映画館23軒、スポーツ施設1軒、その他57軒
主なミュージアム
東京国立近代美術館、相田みつを美術館、インターメディアテク、出光美術館、東京ステーションギャラリー、日本カメラ博物館
主なお祭り・イベント
さくらまつり、神田祭、山王祭、三崎稲荷神社祭、千鳥ヶ淵納涼の夕べ、神田古本まつり
出典
「旅館・ホテル数」「興行場数」
ココにも注目!Pick Upデータ
人口が増え続ける千代田区。その背景には充実の子育てサポートが
日本の政治・経済の中核機能を担う千代田区は23区で最も住民が少ない区。ですが、ここ20年余りで徐々に人口が増えています。
理由はいくつかありますが、そのひとつは手厚い子育て支援。大都市圏では初となる“高校生等医療費助成”や“誕生準備手当”など区独自の支援制度に力を入れており、子育て世代の移住者が増えているのだとか。
理由はいくつかありますが、そのひとつは手厚い子育て支援。大都市圏では初となる“高校生等医療費助成”や“誕生準備手当”など区独自の支援制度に力を入れており、子育て世代の移住者が増えているのだとか。
10年ぶりに通行が可能になった、都内最古の石橋
明治から5つの時代を経てきた常磐橋
千代田区の近年のトピックに挙がるのが、日本橋川に架かる「常磐橋」。明治10(1877)年に木製から架け替えられた橋で、石橋としては庭園にあるものを除いて都内最古といわれています。
平成23年の東日本大震災によって積石が歪んでしまったため修復工事を行っていましたが、令和3年4月に完了。5月には通行が開始され、歴史的価値の高い美しいアーチの姿をまた目にすることができるようになりました。
平成23年の東日本大震災によって積石が歪んでしまったため修復工事を行っていましたが、令和3年4月に完了。5月には通行が開始され、歴史的価値の高い美しいアーチの姿をまた目にすることができるようになりました。
2022年5月20日時点の内容になります。