<クイズで問う 肖像画トリビア>ヘンリー8世
2020年10月27日 13時50分
シェークスピアの戯曲でも知られる16世紀の絶対君主ヘンリー8世(1491~1547年)。気に入らない者を次々処刑し、私生活でも結婚と離婚を繰り返します。何回結婚したでしょう?
◆6回結婚、離婚処刑重ね
最初の妻であるキャサリン・オブ・アラゴン(一四八五~一五三六年)の元夫はヘンリー八世の兄のアーサー(一四八六~一五〇二年)。二十年ほど結婚生活は続きましたが、男子に恵まれずに離婚。その後は五人の女性とそれぞれ数年間の結婚生活を送りました。そのうち、二番目の妻アン・ブーリン(一五〇〇年ごろ~三六年)と五番目の妻キャサリン・ハワード(一五一八年ごろ~四二年)を、男子を産まなかったことや妻の不倫などを理由に処刑してしまいます。
一五〇九年の即位時は容姿端麗ともてはやされた王は、晩年はウエスト一三七センチもある巨漢となり、宮殿内を椅子に乗って移動していました。
◆当日券あり 予約不要
「KING&QUEEN展」(東京新聞など主催)は来年1月11日まで、東京・上野公園の上野の森美術館で開催中。会期中無休で月曜日も開館。問い合わせはハローダイヤル=電03(5777)8600=へ。
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