チェブラーシカの版権「返して」 ロシアが無効主張、日本側と対立
2020年5月2日 17時08分
【モスクワ共同】ロシアで生まれた国民的人気キャラクター「チェブラーシカ」を巡り、旧ソ連時代から続くロシア国営アニメ制作会社「ソユーズムリトフィルム」が、日本企業が保有する著作権の返還を求めている。政府レベルの支援も仰ぐ考えだ。
ロシア側は4月下旬に「チェブラーシカの著作権は16年前に旧幹部が日本側に渡したが、契約期限や条件を巡り双方に深刻な意見の相違がある」と契約は無効と主張。
日本側のチェブラーシカ・プロジェクト有限責任事業組合は「独占的ライセンスを受けている」と説明。ソユーズムリトフィルムとの独占的ライセンス契約も24年まで有効と主張する。
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