大賞作品は舞台化へ 内田康夫ミステリー文学賞 北区が郵送で募集中 ウェブは8月1日から

2020年5月8日 02時00分
 北区は「第19回北区内田康夫ミステリー文学賞」の短編小説作品を募集している。文学賞は、区出身のミステリー作家で2018年に死去した内田康夫さん=写真=の協力を得て、02年に創設。国内外から毎年多数の応募があり、プロの作家も輩出している。
 ワープロ原稿は32字×40行(A4用紙横置きに縦書きで印字)で12.5枚以上25枚以内、手書き原稿は400字詰め原稿用紙で40枚以上、80枚以内。必要事項を記入の上、専用ウェブサイトでは8月1日から、郵送では既に応募を受け付けている。締め切りは9月30日必着。
 選考委員は、推理小説研究家の山前譲さん、花川与惣太区長、ミステリー関連出版社の編集者ら。大賞、特別賞受賞作品は「Webジェイ・ノベル」に掲載され、ブックレットを作成し配布する。大賞作品は舞台化される予定。
 第18回の同賞には185作品の応募があり、大賞には西浦理さんの「暗い駒音」、特別賞(区長賞)に出崎哲弥さんの「ロミオのダイイングメッセージ」、特別賞に高橋良育さんの「ワグネリアンの女」が選ばれた。これらの受賞作品をまとめたブックレットは区役所第一庁舎区政資料室、広報課窓口で無料配布している。
 問い合わせは北区シティプロモーション推進担当課=電03(3908)1364=へ。 (砂上麻子)

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