JR京葉線の新駅「幕張豊砂駅」開業 自然光の差し込む屋根 上り線は高架、下り線は地上の段違いホーム

2023年3月18日 18時49分
 JR京葉線の新駅「幕張豊砂とよすな駅」(千葉市美浜区)が18日開業した。海浜幕張、新習志野両駅の中間1.7キロ付近に位置し、上り線が高架、下り線が地上を走る珍しい構造となった。首都圏でJRの新駅ができるのは、2020年3月に山手線に開業した「高輪ゲートウェイ駅」以来、3年ぶり。

上り線が高架、下り線は地上。ホームが段違いに設置された幕張豊砂駅

 自然光の差し込む白い膜状の屋根が印象的な駅は、大型商業施設「イオンモール幕張新都心」の玄関口となる。20年7月に着工。整備費115億円の半分はイオンモール社、残りを千葉県と市、JR東日本で均等に負担した。
 開業式典で、JR東の深沢祐二社長は「駅が愛され地域が発展するよう、安全安心輸送に引き続き取り組む」と語った。(中谷秀樹)

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