上野公園【台東区】上野駅からアクセス抜群！一日中楽しめるおすすめの上野恩賜公園さんぽ　～ぐるり東京街さんぽ～

2022年4月28日 09時30分

ぐるり東京街さんぽ

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イラスト：杉崎アチャ

上野恩賜公園へのアクセス

JR「上野駅」公園口から徒歩約2分
東京メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」7番出口から徒歩約2分
京成本線「京成上野駅」正面口から徒歩約1分

上野恩賜公園のココが見どころ

浅草と同じく、都内で人気の観光スポットである上野。とくに上野恩賜公園は、日本の都市公園を代表する都立公園で、平日休日問わず、多くの人が訪れています。園内には、昨年生まれた双子のジャイアントパンダで話題の恩賜上野動物園や、東京都美術館などのミュージアムが点在。また、寛永寺や清水観音堂などの歴史スポット、老舗の茶屋や食事処などもあり、一日中たっぷり遊べる見どころ豊富な公園です。

緑の季節に散策したい、上野恩賜公園へ

JR上野駅公園口から散歩をスタート。公園口駅舎は2020年にリニューアルし、駅から公園までの動線がより分かりやすくなっていました。改札から広場を抜ければ、そのままスムーズに公園入口へとたどり着きます。まず向かったのは、上野恩賜公園のシンボルともいえる大噴水がある噴水広場へ。正式には「竹の台噴水」といいます。噴水の奥には東京国立博物館の日本館を正面に構え、視覚的にも美しい風景が広がっています。噴水広場の周りにはカフェもあるので、コーヒーをテイクアウトして噴水の周りでいただくのもよさそうです。

噴水広場からは恩賜上野動物園の前を通って、「新鶯亭」へ。動物園は現在予約制なので、次はチケットを取ってから訪れよう。新鶯亭は、大正4（1915）年創業の老舗。もとは鶯谷にあった貸席料亭で、そのときは「鶯亭」という名前だったといいます。看板メニューの鶯だんごをひと口頬張れば、上品でやさしい甘さのあんこが口いっぱいに広がります。窓から見る自然を眺めながら心地よいひとときに。

新鶯亭を出て、お次は不忍池方面へと向かいます。途中には、徳川家康公を祀る「上野東照宮」や、合格祈願で人気の「上野大仏」、健康祈願で有名な「五條天神社」などがあり、歴史散策するのも園内の楽しみのひとつ。季節の花々や緑を愛でながら歩いていたら、公園のなかでもひと際大きな建物の「上野精養軒本店」に到着。ちょうどお昼どきということで、こちらでランチをいただくことに。上野精養軒はフランス料理店と洋食レストランがあり、どちらも不忍池を見晴らしながら食事が楽しめます。今回は洋食レストランに入り、伝統のドミグラスソースを使った「昔ながらのビーフシチュー」をチョイス。深みのある絶品シチューに心もおなかも満たされました。ラストは不忍池へ。5月の爽やかな風を感じながら、水辺をのんびりと歩きましょう。

＜おすすめスポット＞

◆上野恩賜公園

春は桜、夏は蓮、秋は紅葉と、四季折々の景色が楽しめる公園です。明治6（1873）年の太政官布たちにより、芝、浅草、深川、飛鳥山とともに日本で初めて公園に指定されました。もとは寛永寺を中心とする歴史建造物と桜を中心とした公園でしたが、博物館や動物園が造られたことで、文化の香り高い、より魅力的な公園になりました。

＜データ＞
住所　台東区上野公園・池之端3
電話　03-3828-5644
開園時間　5：00～23：00
定休日　無休