「おもしろ魚館」リニューアル 大田原の県なかがわ水遊園 ナマケモノも仲間入り

2022年4月6日 08時03分

子どもたちの人気も集めているフタユビナマケモノ=大田原市で

 大田原市の水族館「県なかがわ水遊園」で中心的な展示施設「おもしろ魚館」がリニューアルした。新たな水槽がお目見えしたほか、哺乳類のナマケモノも仲間に加わり、子どもたちの人気を集めている。
 リニューアルの目玉の一つが、南米・アマゾン川流域で見られる水たまりや小川をイメージした「イガラッペ」の水槽。アマゾンに生息する体長数センチほどのナマズの仲間のコリドラス・イルミネータスやごつごつした甲羅が特徴のカメのマタマタなどの泳ぐ姿が楽しめる。
 また、水槽わきの木の上では、指が二本のフタユビナマケモノが見られる。夜行性で、日中はほとんど眠ったままという。
 これまでカメ、ザリガニなどを触ることができた「タッチング水槽」は、魚たちへの「えさやりコーナー」に変更した。
 展示種は三百から三百三十に増え、展示数は二万点となった。
 広報担当の前田由紀恵さんは「カピバラだけだった哺乳類に、ナマケモノが加わった。魚だけでない生き物も楽しんで」と呼び掛けている。(原田拓哉)

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