世界平和への願い込め 1メートル超だるまに寄せ書き JCが高崎市内の達磨寺に安置
2022年4月5日 07時37分
ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、高崎青年会議所(JC)は世界平和を願い、高崎市鼻高町の少林山達磨(だるま)寺に高さ一・一メートルの大きなだるまを安置した。だるまには、多くの参拝者がウクライナ侵攻への反対や、平和への希求などを書き込んでいる。
だるまは先月十一日に本堂前にペンとともに置き、正面の顔の下に大きな文字で「WORLD PEACE」「世界平和」と書いてある。だるまには、「ウクライナに平和を」「みんな仲良く」「世界中が笑顔になりますように」「みんなが安心して過ごせる世の中に」など思い思いの願いが赤い部分いっぱいに書き込まれている。
高崎JCの広瀬一真理事長は「だるまに思いを書き込むことで、平和を考えるきっかけになれば」と話していた。
だるまは当面置く予定。高崎JCは、フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどの会員制交流サイト(SNS)で、だるまの情報拡散を呼び掛けている。(池田知之)
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