【北京五輪写真特集】高木美帆の快挙、フィギュア、スノボ勢の躍進…写真で振り返る冬季最多18個のメダル

2022年2月20日 17時00分

獲得した4つのメダルを手に笑顔の高木美帆

 北京冬季五輪は20日に閉幕。日本はフリースタイルスキー男子モーグルの堀島行真(24)=トヨタ自動車=から、最終日のカーリング女子銀メダルまで金3、銀6、銅9個の計18個のメダルを獲得。2018年平昌五輪の13個が過去最多だったが、これを大きく上回った。
 4つのメダルを獲得したスピードスケートの高木美帆(24)=日体大職=とスキージャンプの小林陵侑りょうゆう(25)=土屋ホーム=は個人で複数メダル、ノルディック複合の渡部暁斗わたべあきと(33)=北野建設=とフィギュアスケートの3人、鍵山優真(18)=オリエンタルバイオ・星槎=、宇野昌磨(24)=トヨタ自動車=、坂本花織(21)=シスメックス=は団体と個人で2つのメダルを獲得した。
 高木美は平昌五輪でも3つのメダルを獲得しており、計7つのメダルは柔道・谷亮子の5つを上回り、夏冬通じ五輪の日本女子最多メダルとなった。
 また、スノーボードの平野歩夢(23)=TOKIOインカラミ=と渡部暁は、14年ソチから3大会連続メダル獲得でこれは日本初の快挙だった。
 スノーボード陣の躍進も目覚ましく、女子ビッグエアの村瀬心椛ここも(17)=ムラサキスポーツ、女子ハーフパイプの冨田せな(22)=アルビレックス新潟=は競技初のメダル。17歳100日で銅メダルを獲得した村瀬は、10年バンクーバー五輪フィギュア銀の浅田真央の19歳153日を大きく更新する、冬季五輪における日本女子最年少メダルとなった。
 最終日に行われたカーリング女子決勝で日本のロコ・ソラーレは銀メダルを獲得。フィフスの石崎琴美は氷上には上がっていないが、作戦面などでサポート。14年ソチ五輪スキージャンプ男子で2個のメダルを獲得した葛西紀明の41歳8カ月を抜いく43歳1カ月で、最年長メダリストとなった。
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