小室眞子さん「結婚は必要な選択でした」 圭さんと会見約10分、異例の門出

2021年10月26日 23時01分
結婚し、記者会見に臨む小室眞子さんと、小室圭さん=26日午後2時5分、東京都千代田区(代表撮影)

結婚し、記者会見に臨む小室眞子さんと、小室圭さん=26日午後2時5分、東京都千代田区(代表撮影)

  • 結婚し、記者会見に臨む小室眞子さんと、小室圭さん=26日午後2時5分、東京都千代田区(代表撮影)
  • 小室眞子さんの左手薬指につけられた指輪=26日、東京都千代田区(代表撮影)
  • 結婚し、記者会見に臨む小室圭さんと眞子さん=26日午後2時、東京都内のホテルで(代表撮影)
 秋篠宮家の長女眞子さま(30)は26日、大学時代の同級生の小室圭さん(30)と結婚され、民間人の小室眞子さんとして東京都内のホテルで夫妻で記者会見に臨んだ。眞子さんは、小室家の「金銭トラブル」への批判がある中で、婚約内定から約4年を経て念願をかなえたことに「私にとって圭さんはかけがえのない存在です」と語り、応援してくれた関係者らへの感謝も口にした。(阿部博行)
 眞子さんは「私と圭さんの結婚についてさまざまな考え方があることは承知しております。ご迷惑をおかけすることになってしまった方々にはたいへん申し訳なく思っております」と話し、「結婚は自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした」と以前から示してきた思いを繰り返した。
 小室さんは「私は眞子さんを愛しております。一度きりの人生を愛する人とともに過ごしたい」と語り、「一緒に人生を歩みたいという思いを持ち続けられたのは、支えてくださった方々のおかげ」と振り返った。小室家のトラブル解決に対応する考えも示した。
 会見では冒頭で2人が「どうぞよろしくお願い申し上げます」とあいさつし、用意した紙を交互に読み上げた。10分ほどで終了し、報道陣が事前に提出した質問への回答文が配布された。
 眞子さんは日本雑誌協会による小室さんの名誉に関する質問に「誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねない質問で誠に残念」と指摘し、この質問に恐怖を感じたことを明かした。眞子さんは誹謗中傷と感じる出来事が原因で複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されており、宮内庁は体調への影響を考慮して25日に急きょ、質疑応答の中止を発表した。
 今後は小室さんが生活拠点とする米国で新生活を始める見通しで、文書回答では「心穏やかに過ごすことのできる環境で、あたたかい家庭を築いていくことができれば」と過熱報道の収束への期待も示した。
 2人の結婚を巡っては、国民にさまざまな受け止めがあることから、天皇陛下と秋篠宮さまが結婚関連儀式の実施を見送り、皇籍離脱時の一時金も眞子さんの辞退の意向を受けて宮内庁長官が不支給を判断した。戦後の女性皇族の結婚では異例の門出となった。

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