春のセンバツ高校野球で、岐阜の大垣日大高校は、3月18日に初戦を迎えます。女子生徒だけという応援団の「声出し応援」の合同練習が、3年半ぶりに行われました。

 吹奏楽部の演奏に合わせて大きな声を張り上げる応援団。センバツ高校野球に出場する大垣日大で、応援の合同練習が行われました。

 2023年のセンバツは、2019年の夏の大会以来、3年半ぶりに「声出し応援」が再開。マスクを着けての応援となりますが、1年と2年の女子12人が入る応援団にとっても初めてとなります。

 団長を務める2年生の高松里佳さんは、2022年のセンバツでは振り付けだけの応援だったため、難しさも感じていると言います。

高松団長:
「先輩方も声を出して応援することはなかったので、自分たちだけでどうやったら声が大きく出せるか、声の出し方が難しかったです」

 大垣日大では生徒や教職員およそ750人が甲子園に駆け付ける予定で、その先頭に立って応援をリードします。

高松団長:
「去年は声が出せなかった分、今年初めて自分たちも声を出すので、野球部の選手の心に何か届くような応援をしたいですし、誰かを笑顔にできるような、元気づけられるような応援をしたいなと思います」

 大垣日大は大会初日の3月18日、第3試合で沖縄尚学と対戦します。

【動画で見る】「声の出し方難しい」…女子生徒だけの応援団がセンバツで解禁の“声出し応援”練習「心に届く応援を」