力餅の由来

Origin of “CHIKARA-MOCHI”

三井寺力餅の大津絵

昔、比叡山西塔谷武蔵坊に弁慶と云う荒法師がいました。腕力はどこまでも強く、いつも多くの僧達におそれられていました。その当時、延暦寺と三井寺の僧達は非常に仲が悪く、我が方こそ仏祖の教えと争っていましたが、ついに弁慶を先頭に比叡山の僧が一斉に兵を挙げ、三井寺に攻めこみ、数多くの堂塔伽藍を焼き尽くしました。その上、美しい音で名高い三井寺の霊鐘を戦利品として比叡山まで引きずり上げ、鐘をついたところ、唯、「イノー、イノー」(帰りたいの意)と響いたと伝えられます。後年わけあって怪力弁慶は、この巨鐘を三井寺に返したという。これが弁慶引摺鐘の由来です。


時は流れ世は変わり数百年、慶安の頃になって三井寺と弁慶の怪力に因んで餅を商う者がいました。これが三井寺力餅の始まりで、この山紫水明の湖国を訪れる文人、墨客共にその上品でまろやかな風味を愛し、広く世間に知られるようになりました。

ねがわくは、益々ご愛顧お買い上げの程、お願い申し上げます。

三井寺力餅

添加物は使用していません

No additives

三井寺力餅 本店内

素材には一切の添加物を使用しておりません。ですので時間が経ちますと硬くなります。なるべく早くお召し上がりくださいますよう、お願いいたします。(消費期限は2日間です)

 

お餅の柔らかい場合やお買い上げの日のうちでしたらそのままお召し上がりくださいませ。お餅が硬いようでしたら、お皿にお餅を移して電子レンジで5秒前後(硬さにより異なります)温めてください。

 


きなこについて

オリジナルの青いきな粉は、青大豆と抹茶をブレンドして作っています。きな粉は栄養的にたいへん優れており、昔から日本人に親しまれて参りました。特に良質蛋白質(プロテイン)の豊富な健康食品として注目を集めています。

お餅を召し上がった後も、挽きたての香ばしいうちに白い御飯にまぶしておはぎ風に、または牛乳やヨーグルトに混ぜたりしてお召し上がりください。

三井寺力餅

浜大津駅から徒歩1分

Walk from Hamaotsu Station

三井寺力餅 本店内

京都と滋賀を結ぶ京阪電車京津線。その「浜大津駅から交差点を渡ると「三井寺力餅 本店」はあります。

今では珍しくなった路面電車が、お店の目の前を走って行きます。

 

お店の営業時間は朝7時から夜の19時まで。

力餅とコーヒーで一息ついて、お出かけください。


ミシガンクルーズでおなじみの「大津港」へも徒歩3分。

雄大な琵琶湖の周りを散歩するのもよし、船で琵琶湖を堪能するもよし。

 

観光都市、大津をぜひお楽しみください。

大津港