キム・ミンジェ、ライマーら獲得でバイエルンのスタメンはどうなる? 守備陣と中盤は充実の構成に

昨季もブンデスリーガを制したバイエルン photo/Getty Images

最大の課題はセンターフォワード

昨季はシーズン途中にユリアン・ナーゲルスマンからトーマス・トゥヘルに指揮官を替えるなど、どこかバタバタした印象があったバイエルン。ブンデスリーガ連覇は継続できたが、納得できるシーズンとは言えないだろう。

新シーズンは再びチャンピオンズリーグ制覇を狙っていくことになり、ここまで積極的な補強を展開している。

では、新シーズンのバイエルンはどんなスタメンとなるのか。ブンデスリーガ公式が王者の新たな形を予想している。
新戦力としては、ここまでDFキム・ミンジェ、ラファエル・ゲレイロ、MFコンラッド・ライマーの獲得をまとめている。

大きいのはナポリのスクデットに貢献したキム・ミンジェの獲得だろう。スピード、対人戦の強さ、高さ勝負など、弱点が見当たらない。

同サイトは『4-2-3-1』をベースに予想スタメンを紹介しているが、センターバックではマタイス・デ・リフトとキム・ミンジェのコンビを選択している。ここはダヨ・ウパメカノも控えており、トップレベルの陣容だ。

サイドバックは右にバンジャマン・パヴァール、左にアルフォンソ・デイビスだ。左は新戦力のゲレイロを起用することもでき、右はマンチェスター・シティDFカイル・ウォーカーへの関心も伝えられる。実現するならば、最終ラインのオプションはかなり豊富になる。

中盤は司令塔のジョシュア・キミッヒとハードな潰し屋ライマーがボランチコンビを組む。マルセル・ザビッツァーや若いライアン・グラフェンベルフもいるが、バランス的にはライマーとキミッヒが理想的か。

右のウイングはキングスレイ・コマン、左はレロイ・サネ、トップ下はジャマール・ムシアラ、1トップにはセルジュ・ニャブリを予想している。

不安があるのは、やはりセンターフォワードだ。ニャブリもこの位置に入れるが、純粋なセンターフォワードではない。トーマス・ミュラーを回すこともできるが、ここは今夏の市場の課題と言えそうだ。

それでも最終ラインから中盤にかけては戦力が充実している。ゲレイロも中盤に入ることが可能で、オプションは豊富だ。ここまでの補強でチーム力が上がっているのは間違いないだろう。

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