2001年11月11日、東京宝塚劇場で千秋楽を迎えた花組主演男役・愛華みれの、宝塚歌劇団最後の1日。劇場入りから『ミケランジェロ』『VIVA!』のダイジェスト、サヨナラショー、退団挨拶、記者会見、楽屋出の模様までを追っている。サヨナラショーは、『Asian　Sunrise』の同名曲から。愛華は組子が歌い踊るなか登場。『源氏物語　あさきゆめみし』の「愛の燦歌」を聴かせ、『けれど夢の中で』の同名曲では相手役の大鳥れいも加わりデュエットに。『エデンの東』同名曲には彩乃かなみ、『失われた楽園』の「少年の心」には渚あきも参加。『ザ・ビューティーズ』の「Let　Me　Off　Uptown」では男役たちとダンス。『タンゴ・アルゼンチーノ』の「心の瞳」、『ルートヴィヒ�U世』の「夢の果てに」をしっとり歌い、最後は『夜明けの序曲』同名曲で、全員のコーラスで幕となった。退団挨拶は白燕尾。『ミケランジェロ』の「愛　AMORE」伴奏のなか大階段を降りた。

主な出演者愛華みれ