とまりん(泊ふ頭ターミナルビル)

気軽に行ける本島周辺の離島への船旅は、ここから

沖縄本島から慶良間(けらま)諸島をはじめとする離島へ渡る海の玄関口「とまりん」。フェリーや高速船の発着ターミナルで、ホテルや店舗などが入る複合施設になっている。那覇空港からも近く、国道58号線沿いに位置し、観光客のみならず離島に暮らす島民にとっても重要な交通施設だ。港湾内は多くの船が行き交い、島旅へと誘う。

たびらいセレクション

とまりん全体MAP

各離島への船舶発着場所とビル内の主要サービスを紹介。知りたい情報をクリックして詳細情報を入手しよう。

イラストMAP 渡嘉敷島行き 座間味島・阿嘉島行き 粟国島行き″ 久米(くめ)島・渡名喜(となき)島行き 北大東島・南大東島行き

とまりんから各離島へ

渡嘉敷(とかしき)島行き

慶良間諸島のなかで、本島に一番近い渡嘉敷島。フェリーで1時間10分、高速船なら35分で行けるので、日帰りの船旅が可能だ。フェリーはターミナル東岸、高速船は北岸が発着場所。チケットは乗船日の2カ月前から電話予約が可能。

渡嘉敷島

フェリー会社/便数 片道料金 往復料金 所要時間
フェリーとかしき
1便/日
大人 1660円 大人 3160円 1時間10分
小人 830円 小人 1580円
マリンライナーとかしき
2便/日
大人 2490円 大人 4740円 35分
小人 1250円 小人 2380円

【問い合わせ】
案内/渡嘉敷村船舶課(渡嘉敷村港待合所内)098-987-2537
予約/那覇連絡事務所 098-868-7541
時刻表はこちら

※大人料金は中学生以上、小人料金は小学生以下
※高校生以上は、運賃とは別に環境協力税(100円)が加算される。
※マリンライナーとかしき・・・GW、7月1日~8月31日、9月の金、土、日曜は増便
※季節や天候などにより所要時間・便数などの運航スケジュールが変更されることもある。
※記載データは2014年10月1日時点のもの

座間味(ざまみ)島・阿嘉(あか)島・慶留間(げるま)島行き

泊港から出航する座間味島行きの船は、本島⇔座間味島間の直行便を除き、フェリー・高速船ともに阿嘉島と座間味島の両方に寄港する。慶留間島へは阿嘉島で下船し、陸路移動(車で約7分)。所要時間はフェリーで1時間30分~2時間、高速船で50分~1時間10分。日帰りの場合は、高速船を利用して島での時間を多くとろう。フェリーはターミナル南岸、高速船は北岸が発着場所。チケットは乗船日の2カ月前から電話予約が可能。

座間味・阿嘉島

フェリー会社/便数 片道料金 往復料金 所要時間
フェリーざまみ
1~2便/日
大人 2120円 大人 4030円 座間味島直行便/1時間30分
阿嘉島経由便/2時間
(阿嘉島まで1時間30分)
小人 1060円 小人 2020円
クイーンざまみ
2便/日
大人 3140円 大人 5970円 座間味島直行便/50分
阿嘉島経由便/1時間10分
(阿嘉島まで50分)
小人 1570円 小人 2990円

【問い合わせ】
座間味村役場那覇出張所 098-868-4567
時刻表はこちら

※大人料金は中学生以上、小人料金は小学生以下
※季節や天候などにより所要時間・便数などの運航スケジュールが変更されることもある。
※記載データは2014年10月1日時点のもの

久米(くめ)島・渡名喜(となき)島行き

泊港から出航する久米島行きの船はフェリーのみ。本島⇔久米島間の直行便を除き、渡名喜島と久米島の両方に寄港する。フェリーを2隻運航しており、船の種類によって島までの所要時間が25分~40分違う。フェリーの発着場所はターミナル南岸。チケットは乗船日の1カ月前から窓口、もしくは各代理店で購入できる。電話での事前予約は受け付けていない。

久米島・渡名喜島

那覇→久米島
フェリー会社/便数 片道料金 往復料金 所要時間
フェリー琉球
2便/日※月曜日のみ1便/日
大人 3390円 大人 6450円 久米島直行便/2時間50分
渡名喜島経由/3時間20分
小人 1700円 小人 3060円
ニューくめしま
2便/日※月曜日のみ1便/日
大人 3390円 大人 6450円 久米島直行便/3時間15分
渡名喜島経由/4時間
小人 1700円 小人 3060円
那覇→渡名喜島
フェリー会社/便数 片道料金 往復料金 所要時間
フェリー琉球
1便/日
大人 2700円 大人 5130円 1時間45分
小人 1350円 小人 2430円
ニューくめしま
1便/日
大人 2700円 大人 5130円 2時間15分
小人 1350円 小人 2430円

【問い合わせ】
久米商船株式会社
那覇本社  098-868-2686
久米島支店 098-985-3057
渡名喜支店 098-989-2479
時刻表はこちら

※大人料金は中学生以上、小人料金は小学生以下
※季節や天候などにより所要時間・便数などの運航スケジュールが変更されることもある。
※記載データは2018年8月1日時点のもの

粟国(あぐに)島行き

粟国島への船はフェリーのみが運航している。1日に1便のみの運航となるため、島へ行く際は宿泊が前提となる。フェリーの発着場所はターミナル東岸のターミナルビル近くにある。チケットの事前予約は受け付けておらず、乗船当日に窓口で購入する。

粟国島

フェリー会社/便数 片道料金 往復料金 所要時間
フェリー粟国
1便/日
大人 3410円 大人 6480円 2時間10分
小人 1710円 小人 3250円

【問い合わせ】
粟国村役場・船舶課 098-988-2495
泊港連絡所 098-862-5553
時刻表はこちら

※大人料金は中学生以上、小人料金は小学生以下
※季節や天候などにより所要時間・便数などの運航スケジュールが変更されることもある。
※記載データは2014年10月1日時点のもの

北大東(きただいとう)島・南大東(みなみだいとう)島行き

北大東島、南大東島への船はフェリーのみが運航している。週1便のみの運航で、片道で15時間かかるため、島へは長い船旅となる。北大東島と南大東島からは那覇空港までの飛行機が利用できるので、帰りの交通手段は事前に調べておくこと。フェリーの発着場所はターミナル北岸。チケットの事前予約は受け付けておらず、乗船当日に窓口で購入する。

北大東・南大東島

フェリー会社/便数 片道料金 往復料金 所要時間
だいとう
1便/週
大人 5690円 大人 1万830円 15時間
小人 2840円 小人 5410円

【問い合わせ】
大東海運:098-861-0515
時刻表はこちら

※大人料金は中学生以上、小人料金は小学生以下
※料金は、那覇~南大東島、那覇~北大東島
※島発の便は代理店での予約が必要。
 代理店:南大東村役場 湾岸業務課 09802-2-2003
     北大東村役場 湾岸業務課 09802-3-6062
※天候及び湾岸諸事情によって予告なく先行便、発着時刻を変更することがある。事前に確認をすること。
※記載データは2014年10月1日時点のもの

とまりん施設案内

店舗

とまりん内にあるコンビニや飲食店、土産店は1階にあり、2階には港を眺められるカフェがある。離島によっては、島に小さな商店しかないところもあるので、出航までの時間を利用して、必要なものは買い揃えておこう。

店舗名 営業時間 電話番号 定休日 場所
ローソンとまりん店 24時間 098-861-5564 年中無休 1階
マミヤかまぼこ 8時~17時
※出航状況により異なる
098-862-0757 年末年始 1階
マンゴーカフェ琉堂 8時~18時 098-861-1947 年中無休
(台風時休み)
1階
CAFÉ HARBORPOINT 8時~18時 098-861-8200 年中無休 2階
OTSレンタカーとまりん営業所
ケラマ諸島観光案内所
8時~19時 098-868-6013 年中無休 1階

便利な施設サービス

とまりんの施設サービスはすべて1階に集中している。離島によってはATMがなく、現金の引き出しができない島もあるので、準備を忘れずに。大きな旅行カバンやキャリーケースが入るコインロッカーもあるので、離島への日帰り旅行などで利用しよう。

ATM 沖縄銀行 場所:1階ショッピングプラザ内、ローソン内 
利用時間:平日8時~22時、土日祝9時~20時
※ATM引き出し手数料は提携銀行の規定による
琉球銀行 場所:1階ショッピングプラザ内、ローソン内 
利用時間:平日7時~翌2時、土日祝9時~20時
※ATM引き出し手数料は提携銀行の規定による
コインロッカー 場所:1階  利用時間:7時~19時
料金:特大600円(8時間まで)以後8時間ごとに300円
   大400円(8時間まで)以後8時間ごとに200円
   中300円(8時間まで)以後8時間ごとに100円
携帯充電器 場所:1階  利用時間:7時~19時  料金:100円/10分
対応機種:au、docomo、softbank
泊ふ頭郵便局 場所:1階 営業時間:8時30分~17時
電話番号:098-869-0877 定休日:土・日曜・祝日

とまりんへのアクセス

「とまりん」へは、モノレール、バス、タクシーで。那覇空港からのルートを紹介。車での移動の場合は交通渋滞を考慮して、余裕を持って到着するようにしよう。

那覇空港ととまりんの位置関係

モノレールで
「那覇空港駅」より「美栄橋(みえばし)駅」下車(大人300円 小人150円)
 徒歩約10分。美栄橋駅から久茂地川沿いに国道58号線に出て右折して約500メートル。
路線バスで
那覇空港より99番、26番のバスに乗車、泊高橋(とまりたかはし)停留所下車(230円)。徒歩7~8分。
タクシーで
那覇空港から約20分。料金目安1300円~1700円
レンタカーで
那覇空港から国道331号線経由でそのまま58号線に入り、直進。約20分。もしくは、那覇空港から那覇西道路に入り、波之上臨港道路との交差を直進。久茂地交差点を左折して国道58号線に入り、直進。
駐車場の案内
レンタカーを借りていて、とまりんから離島の日帰り旅行を計画している場合は、駐車場を利用することになる。立体駐車場と地下駐車場の2カ所が利用でき、駐車場からターミナルビルへの距離もほとんど変わらない。夏季の繁忙時などは、満車時の迂回を避けるため、あらかじめ収容台数の多い駐車場を選んでおくとよい。

駐車場の案内

レンタカーを借りていて、とまりんから離島の日帰り旅行を計画している場合は、駐車場を利用することになる。立体駐車場と地下駐車場の2カ所が利用でき、駐車場からターミナルビルへの距離もほとんど変わらない。夏季の繁忙時などは、満車時の迂回を避けるため、あらかじめ収容台数の多い駐車場を選んでおくとよい。

駐車場周辺のマップ

営業時間 24時間
収容台数 P1/600台、P2/60台
駐車料金 1時間200円。以後1時間ごとに100円
24時間~36時間(1泊2日) 2500円
支払方法 現金
問い合わせ P1/泊ふ頭開発株式会社 098-861-3341
P2/泊ふ頭地下駐車場 098-876-5910

とまりんQ&A

Q.チケットはどこで買うの?
A.ターミナルビル1階と泊港北側の2カ所にチケットカウンターがある。各フェリーと高速船のチケットはターミナルビル内の窓口で購入可能。北側のチケットカウンターで購入できるのは、渡嘉敷島行の高速船「マリンライナーとかしき」と座間味島行き高速船「クイーンざまみ」のみ。全離島行の乗車券は当日購入ができる。夏季の繁忙期は事前に予約をしないと乗れない場合もあるので、各船舶管理団体へ問い合わせをしておくこと。ツアー参加の場合は乗車券がツアー代金に含まれているので問題ない。また、離島から本島に戻ってくることが決まっている場合は、割引のある往復乗車券がお得。もし帰りの予定が変更になったら、島の港で変更手続きを行うこと。
Q.レンタカーの乗り捨てはできるの?
A.とまりんの近くで、乗り捨てができるレンタカー会社はOTSレンタカーのみ。その他はDFSギャラリア沖縄が最も近いレンタカー返却場所となる。DFSギャラリア沖縄でレンタカーを返却した場合、とまりんへはモノレールかタクシーでの移動となる。
【とまりん営業所レンタカー会社】
○OTSレンタカー 
電話番号 098-868-6013
  営業時間 8時~19時
OTSレンタカーの予約はこちら
Q.高速船とフェリー、どちらを使えばいい?
A.高速船があるのは、渡嘉敷島行きと座間味島(阿嘉島)行きのみ。その他の離島へはフェリーとなる。日帰りや早く島に渡りたいなら高速船を利用しよう。ただし、天候や海況によっては、フェリーは運航できても、高速船は欠航という場合もあるので、注意しよう。
Q.出航の時間に間に合わない……。ちょっとぐらいなら遅れても大丈夫?
A.フェリーの出航時刻にうちなータイムは通用しない。定刻になると容赦なく置いて行かれるので、早めの乗り場到着を心がけよう。万が一、乗り遅れてしまった場合は、チケットの払い戻しができる船とできない船があるので注意。チケット予約をしている時は、出航時刻に間に合わない旨を事前に伝えておけば、払い戻しをしてくれる場合もある。
Q.もしも台風がきたらどうすればいい?
A.離島に滞在中に台風発生の情報が入ったら、旅程を変更して早めに本島に戻ることをおすすめする。台風通過後、天気が回復しても、高速船やフェリーが運航を再開するまでに時間がかかることがある。台風が長引けば、離島では飲食に不便を強いられることもあるので、台風の多い7月~10月の旅行時には、台風情報をしっかりチェックしておこう。

とまりんの宿泊施設

ターミナルビルの6階~15階に客室を置くベイサイドホテル。離島ツアーへの参加時や、最終便で離島から本島へ帰ってくる際に利用したい。客室からは東シナ海に沈む夕日や、那覇の夜景を楽しめる。国際通りまで徒歩約10分と、那覇市街地までのアクセスも便利。

【沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ】
電話番号:098-860-2111
客室数:269部屋
料金目安:15,000円/1人1泊
フロア:6階~15階

ホテルの外観

かりゆしアーバンリゾート・ナハをお得に予約するならこちら

それぞれのエリアで楽しむ
ローカル旅行体験

沖縄観光でしたい体験を現地編集部がガイド

沖縄観光でしたい体験を現地編集部がガイド

沖縄本島に、周辺の離島…個性豊かなエリアごとの楽しみ方をたびらい編集部がガイドします。現地の人だから知っている、ちょっとディープなローカル体験の数々をご紹介。

詳細はこちら

あわせて読みたい!

今、この宿、見られてます

×