- そば・ゆしどうふ 琉球茶房 すーる
- 久茂地川沿いにある赤瓦屋根のおそば屋さん。木目を基調とした店内は、県内作家の絵画や昔の那覇の風景写真が飾られ、温かな雰囲気が漂う。テーブル席をメインに、おひとり様用のカウンター席、奥にはグループ用の座敷もあり、人数に応じて対応できるのがいい。人気の「淡すいそば」は、独特のコシがある麺と、麺の力強さに負けないコクのあるスープ。下茹でから味付けまでじっくり時間をかけた豚肉はほろりととろけるほど。14時までのランチタイムは、ミニアンダギーなどの手作りデザートと、コーヒーのサービスもある。
編集部のおすすめ
ゆいレール美栄橋駅から徒歩約5分。県庁前駅方面を川沿いにまっすぐ歩いたところにある。静かで落ち着いた雰囲気の店なのでカフェとしての利用もおすすめだ。
- 自家製麺 木灰そば とらや
- 「麺作りの難儀なおもしろさに魅せられちゃってね」と、照れ笑いする店主が、火に木を焼べ灰にし、麺の出来を左右する灰汁を作り出す。灰汁のミネラルいっぱいの水、小麦粉を練り上げて、やっとこだわりの伝統麺が完成。コシの強さも際立ち、麺のうま味もひとしお。だしはあっさりだが、深みのあるおいしさ。そのだしを作るかつおの風味が店内に漂い、こだわり沖縄そばへの期待がいや応なしに高まってくる。入口格子の隙間からこぼれる陽光や器の重厚感が温かい雰囲気で、トータルで心地いいそば店。
編集部のおすすめ
ゆいレール小禄駅から徒歩約5分。かんすいを使わない伝統的な沖縄そばが食べられる店は多くない。弁当店だったということもあり、サイドメニューのご飯ものもおすすめ。
- てぃしらじそば
- モノレール首里駅と儀保駅のほぼ中間に位置し、店名が書かれた大きな看板が目印。一見、カフェと見まごうばかりのおしゃれな内装の店内だが、メインメニューは沖縄そばのみ。麺は、店主自ら前日から仕込む本格手打ち麺で、丁寧なもみ出しによる独特の縮れ麺。さらに、あっさりながらも深いコクと上品な味わいの、輝くほどに透き通る極上スープが、その味を一層際立たせている。ヘルシーな「おからいなり」や「自家製油みそ」もぜひ味わってみたい。手作りちんすこうやコーヒー、紅茶のフリーサービスもある。
編集部のおすすめ
ゆいれーる儀保駅から徒歩約5分。首里駅からもほぼ同じ距離の場所にある。サービスのちんすこうは沖縄そばを作った時に出たラードを生かしたものだ。
- そば処 きくや
- 自宅に隣接した赤瓦の民家風建物の店。内装がコンクリート壁なのは、元は事務所だったからというのもうなずける。オープン当時、室内はカウンターとテーブル席2席のみ。テラス席が空いていても暑い沖縄では帰ってしまう人が多いため、テラス部分を改築して室内席に。とんこつ、かつお節、昆布、野菜をベースに2日かけて煮込んだスープは、全部飲み干せるほどあっさり味。息の合う双子の姉と妹夫婦との経営で店はいつも和気あいあい。にぎやかな雰囲気に誘われて今日も常連客がのれんをくぐる。
編集部のおすすめ
ゆいレール小禄駅か奥武山公園駅のちょうど中間地点にあり、どちらから行っても徒歩約7分。少しわかりにくい場所にあるので、出かける際は場所を確認しておこう。
- 沖縄そば専門店 けんぱーのすばやー
- カツオの風味が利いたコクのあるだし。ほど良い甘みのトロトロ軟骨ソーキとコシのある細麺。安定した味を保ち、常に迅速なサービス提供を心掛けている。まず、自慢のスープを味わってほしいという思いからトッピングは別盛りに。
編集部のおすすめ
ゆいレールおもろまち駅から徒歩約7分。新都心公園の道を挟んで向かい側にある。キムチなどのトッピングやジューシーもおすすめだ。
- そば家 玉那覇ウシ商店
- 西武門交差点近くにあり、赤壁と黄色の窓枠がポップなかわいらしいそば屋。店名は、店主の祖母であるウシおばあちゃんの名前にあやかって名付けられた。店内にはウシおばあちゃんの生前の写真や、なぜか闘牛の写真も飾られているなどユニークな空間。毎日手打ちで作られる自家製麺は、その日の天候や気温によって丁寧に調整され、つるつるとしたのど越しと歯応えが絶妙。スープもかつおだしのあっさりながらも後を引くおいしさ。隠れた人気メニューは、豚だし汁を使い丁寧に炊き上げたジューシー。ぜひとも味わってみたい逸品!
編集部のおすすめ
ゆいレール旭橋駅から徒歩約8分。波上宮に行く途中にある手打ちそば店。営業時間が短いので注意したい。
- 沖縄そばと海産物料理の店 楚辺
- 2009年3月にオープン。当時築65年だった沖縄独自の赤瓦屋根の民家を改装。あえて、天井板を張らずに瓦の裏側が見える様にし、照明にはシャンデリア。BGMはオールディーズと珍しくも新しい雰囲気の店内に、自然と長居していまう。メイン料理の沖縄そばのスープは、豚骨とかつおベースのあっさり味で、柔らかく煮込んだ肉との相性は抜群。他にも、いまいゆを使った、海鮮丼や魚の唐揚げ定食、魚汁定食も人気。
編集部のおすすめ
ゆいレール壺川駅から徒歩約8分。わかりにくい場所にあるが、店の塀に大きく店名が描かれており見失うことはないはず。ゆいレール奥武山公園から歩いても同じくらいの距離。
- 沖縄そばの店 しむじょう
- 築150年余の立派な石垣や、樹齢100年余の椿の木など、現在ではめったに見ることができない昔ながらの琉球家屋の建築様式を今に残している。高台に位置し、木々に囲まれ鯉の泳ぐ池など美しい庭園を配し、夏でも涼風が漂う。そばは県産豚肉をじっくり煮込んだスープと、かつおたっぷりの香ばしい風味。コクがありながらさっぱりとした後味が特徴。麺は細麺でコシがあり、しっかりとした歯ざわりが快感。そばに小鉢2品、手作りジーマーミー豆腐、ジューシーが付くセットメニューが人気。週末は早めに行くのがベスト。
編集部のおすすめ
ゆいレール市立病院前駅より徒歩約10分。遠くはないものの、高台にあるため歩くとかなりいい運動になる。その分ロケーションは抜群でテラス席からは周辺を眼下に見渡すことができる。
- 首里ほりかわ
- 首里城近くの閑静な住宅街にある、おうち感覚のカフェ。大きく取られた窓からは、美しい花々や緑が広がる。子ども連れにうれしい2階の座敷や、喫煙可能なテラス席もあり、くつろぎ方は自由自在。毎日店主が手打ちする自家製麺や、化学調味料を一切使用せず、やんばる島豚のだし骨を丸1日かけて煮込んだだしとかつおをベースに、魚介をブレンドしたスープは、あっさりとこの上なく上品。トッピングの豚肉は5時間かけて煮込んでおり、丁寧な仕事に裏打ちされた上質の味わいが評判。そばセットは全国発送もしている。
編集部のおすすめ
ゆいレール首里駅から徒歩約10分。人気の観光スポット「守礼門」からは徒歩で約3分の場所にある。土日は待つことも多いので、早めに行くか、昼時をずらすのがおすすめだ。