自家栽培の椎茸を使用。手間暇かけた手作りのからし椎茸
耶馬溪一の景勝地である“一目八景(ひとめはっけい)”の前には、12軒の食事処や土産物屋が並ぶ。その中でも達人・菅原さんおすすめの1軒が、食事処と土産物屋を兼ねる店「ほどひら」だ。店内では気さくな女将が笑顔で出迎えてくれる。
ほどひらの「からし椎茸」は、自家栽培の椎茸を使って女将が長年試行錯誤して作りあげた品。一口食べるとぴりっという辛さと、ほどよい甘みが口に広がる。そのままでもおいしいが、ごはんのお供やお茶漬けにも合う。
女将によれば、12軒全ての店でからし椎茸を出しており、その味の違いを耶馬溪名物にしようと、商店街の皆で力を合わせて切磋琢磨し合ってきたのだという。
また、店内にはからし椎茸以外にも、自家栽培の干し椎茸や生椎茸、佃煮、自家製みそ、花豆などが並ぶ。だんご汁や山菜料理など、女将が腕をふるう地元料理も味わえる。