1. 石畳茶屋 真珠(まだま)|首里城の側に建つ茶屋で、街景色と手作り料理に癒しをもらう

石畳茶屋 真珠(まだま)|首里城の側に建つ茶屋で、街景色と手作り料理に癒しをもらう

【投稿日】2018年10月24日(水)| 沖縄発

那覇の街並みを一望できるテラス席

琉球王朝時代の面影を残す那覇市首里(なはし・しゅり)の高台に、心休まるひとときを過ごせる「石畳茶屋 真珠(まだま)」があります。

見晴らしのいい景色と緑の木々に癒されるカフェは、遠い時代の沖縄に想いを馳せるにはぴったりな場所。首里散策の足休めに手づくり料理やケーキを堪能したり、冷たいかき氷やドリンクで乾いた喉を潤してはいかがでしょうか。



こちらは、焼きそばを沖縄風にアレンジした「ちゃんぷるー焼きそば」。沖縄そばの麺を使った焼きそばは、ウチナーンチュの食卓ではよく見かける定番料理のひとつです。

やちむん(焼き物)の器には、具だくさんの焼きそばをボリュームたっぷりに盛りつけ。県産を中心としたニンジンやからし菜などの野菜類、少し濃い目に味が染みた三枚肉、さらに地元の麺屋から仕入れるちぢれ麺を約200グラムも使用し、お腹をいっぱいに満たしてくれます。

鰹風味のそば出汁、鶏がらスープ、塩とコショウで仕上げた味つけも家庭的で、初めて食べる方にも親しみやすいですよ。



観光スポットをたくさん歩き回って、ちょっぴりお疲れ気味の方は「手作りケーキセット」を頼んで元気を補充しては?

「黒糖のチーズケーキ」はココナッツサブレとバターを使ってつくる土台と、県産の黒糖とホイップ、クリームチーズ、卵などで仕上げています。

フォークを刺しただけでしっとり感が手に伝わってくるケーキは、濃密な黒糖の風味が口いっぱいに広がり、ひとくちで食べた人を幸せ顔にしてしまう美味しさ。オープン当初から人気の品は売り切れることも多いので、特に「黒糖スイーツに目がない!」という方は、早めの時間帯に訪れるのがいいでしょう。



あたたかな日差しが差し込む店内には、いつも穏やかな空気が流れています。

店主が「自宅にいるように過ごしてほしいです。かしこまった場所でもないので、どうぞ気軽に話しかけてください」と話すとおり、時間を忘れてずっと座っていたくなる空間です。テラス席からは那覇の南方面を一望できて、気分も晴れやかになりますよ。

店は14時~15時ごろに混雑することが多いそうなので、午前中に訪れてゆっくりと午後の予定を立てるのもいいですね。



「石畳茶屋 真珠(まだま)」を訪れる際は、「県営首里城公園駐車場」から歩くのが分かりやすい方法です。

駐車場の出入り口の向かいに立つ「真珠道(まだまみち)」の看板を目印に、坂を下りて行きましょう。“真珠のように美しい道”といわれる道を進めば、ほどなくして店に辿り着けます。



坂の入り口に建てられた「日本の道100選」の碑。カフェに向かう風情ある道のりもまた、旅の思い出のひとコマになりますよ。

「首里城」見学後に坂を下りて来る方、または「首里金城町石畳道(しゅりきんじょうちょういしだたみみち)」から上り坂を登って来る方は、足に疲れが出てくる頃合いでしょう。そんな時にぜひ、ほっとひと息ついて首里ランチを味わうのはもちろん、スイーツとユンタク(おしゃべり)を楽しむだけでも、「石畳茶屋 真珠(まだま)」を訪ねてみてくださいね。


【店舗名】
石畳茶屋 真珠(まだま)

【住所】
那覇市首里金城町1丁目23

【問い合わせ(電話番号)】
TEL:098-884-6591

【営業時間】
10時~17時(ラストオーダー16時30分)

【定休日】
火曜日

【駐車場】
なし(首里城周辺に有料Pあり)

【備考】
カード利用不可

【投稿日】2018年10月24日(水)【投稿者】たびらい編集部

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