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家づくりコラム

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ナチュラルな家の外観事例7選!おしゃれにするポイントや注意点を解説

ナチュラルな家を建てるときは、どのようなポイントを押さえれば良いのでしょうか?この記事では、ナチュラルな家を実現するための外観と内装のポイントを詳しくご紹介します。ナチュラルテイストの心地よい居住環境を求める方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

ナチュラルな家とは?特徴やメリットをくわしく解説

ここでは、ナチュラルな家について特徴やメリットを詳しく解説します。

自然の素材をふんだんに使用している

ナチュラルな家は、その特徴の一つに自然の素材をふんだんに使用していることがあげられます。この素材感が、家の外観と内装の両方において重要なポイントです。家のデザインや仕上げに木などの天然素材を用いることで、ナチュラルな素材感を取り入れることができます

外観においては、木製の外壁や窓枠、自然石を敷いた敷地などが挙げられます。これらの素材は建物を周囲の自然環境に調和させるだけでなく、季節や天候の変化に対応してくれるでしょう。

内装では、木製の床材や無垢材を使用した家具、天然素材の壁材を使用することや、そのほかにも梁を見せる(梁あらわし)・柱を見せる(柱あらわし)ことなどがナチュラルテイストの特徴となります。見せる梁は「化粧梁」と言われ、構造的には必要のない場所に取り付けられ、見せ梁とも呼ばれます。

梁で木材の質感を見せることで、ナチュラルな空間の雰囲気がでます。例えばハンモックチェア等を引っかけたり、下地が必要な家具をしっかり取付できるようにもなります。

吹き抜けにしたい時にも構造として梁1本必要、等の場合がありますが、1本だけではバランスが悪い時にはデザイン的に飾り用に数本付け足すことがあります。

このように自然な素材感はナチュラルな家の特徴のひとつです。外観と内装を設計するときには、ぜひ意識して取り入れることをおすすめします。

他のテイストとの相性が良い

ナチュラルな家は、他のテイストやデザイン要素との相性が良いといった特徴を持っています。なぜなら、他のテイストと組み合わせることで多様なスタイルを実現できるからです。

例えば、モダンなデザインと組み合わせると、シンプルで洗練された外観が実現できます。ナチュラルな素材感とモダンなアイテムや家具との組み合わせにより、スタイリッシュで近代的な印象にできます。また、ヴィンテージや北欧スタイルと組み合わせれば、温かみのある雰囲気が際立ちます。

さらに、ナチュラルな家はさまざまな色に合うため、他のテイストに合わせた色合いを取り入れられます。暖かみのある自然な色合いからモノトーンのシックなカラーまで、好きな色を採用できるのは魅力的です。

このように、ナチュラルな家は他のテイストやデザインとの組み合わせにおいて、バランスの取れた空間を生み出すことができます。自分の好みやライフスタイルに合わせてカスタマイズできるのも嬉しいポイントでしょう。個性的で魅力的な住まいを実現する手段として、ナチュラルな家はぜひ覚えておきたい選択肢です。

エコロジカルな家を作れる

ナチュラルな家は、エコロジカルな家づくりにぴったりです。このスタイルの住宅は、自然の素材を積極的に活用できるため、環境への配慮ができます。具体的には、木や石などの天然素材を多く採用することで再生可能な資源を活用でき、環境に優しい建物を建てられるでしょう。

また大きな窓やガラス扉で自然光を取り入れたり、自然に風が通る設計なら、照明や冷暖房の使用を減少させられます。

これらの要素を組み合わせることで、ナチュラルな家はエコロジカルな価値観を体現できます。

経年変化も楽しめる

ナチュラルな家は経年経過を楽しめます。木材や石材などの自然素材を使用した家は、経年によって色や質感が変化し、家全体がより温かみを持つことにより、時間とともに味わい深くなるからです。

例えば、使い込まれた木の床は足触りが良くなり、風合いが増します。また、木材の塗り直しや石材の洗浄などの手入れを通じて、家の変化を見守りながら愛着を深められるでしょう。

このように、自然素材の特性や手入れなどによって、時間とともに家が育っていく点がメリットです。

流行に左右されない

ナチュラルな家は流行に左右されず、時代を超えた美しさがあります。自己主張が少なく、トレンドに左右されないため飽きがこない点が特徴です。

例えば、木材を使った内装や外装は、その素朴な風合いや温かみが古くから多くの人々に好まれてきました。また、シンプルで機能的な設計や自然光を活かしたレイアウトは、いつの時代も人気があります。

自然素材やシンプルなデザインが魅力のナチュラルな家は、時代を超えた価値を持ち続けています。

ナチュラルな家の外観事例7選

ここでは異なるテイストに焦点を当て、ナチュラルな家の外観を7つのタイプ別にご紹介します。ご紹介する家づくりのアイデアを参考にして、理想のテイストを探してみてください。

ナチュラルな家の外観テイスト1:シンプル

シンプルでナチュラルな家の外観は、無駄な装飾を削ぎ落とし、自然の美しさを前面に押し出すことで実現できます。

このテイストの特徴は、自然素材を用いた外壁や屋根、モノトーンの中立的なカラー、装飾を最小限に抑えたデザイン要素などが挙げられます。

シンプルかつナチュラルな家の外観は、美的な洗練さと自然のバランスを兼ね備えています。エコロジカルな設計も取り入れつつ、穏やかで開放的な住まいを実現できるでしょう。このスタイルは、シンプルながらも自然環境に包まれた住環境にこだわりがある人にとって魅力的と言えます。

ナチュラルな家の外観テイスト2:モダン

モダンでナチュラルな家の外観とは、自然素材とモダンなデザインが見事に融合したスタイルです。

このテイストでは、木材や石などの自然素材が洗練されたモダンな雰囲気と馴染んでいるのが特徴的です。シンプルさと機能性が両立しており、装飾は最小限に抑えられ、スタイリッシュな外観が目を引きます。

モダンかつナチュラルな家は、自然環境との調和を大切にしつつも、近代的な生活を実現する理想の住まいとなるでしょう。

ナチュラルな家の外観テイスト3:レトロ

レトロでナチュラルな家の外観は、昔風の趣があるデザイン要素を取り入れつつ、自然の美しさとも馴染んでいるユニークなスタイルが特徴的です。

このスタイルでは、ヴィンテージなデザイン要素が際立ちます。アンティーク風の装飾、クラシックな窓枠や玄関ドア、古材の使用などがレトロな雰囲気を演出してくれます。

このスタイルは、レトロな魅力と現代の快適性を組み合わせることで、独自の魅力と個性を持つ住まいを実現できます。

ナチュラルな家の外観テイスト4:西海岸

西海岸スタイルのナチュラルな家の外観は、太平洋の美しい風景と自然の魅力を取り入れたデザインが特徴的です。

このスタイルは、大きな窓やデッキを通じて周囲の景色を楽しむことができ、開放的な空間を創り出します。木材や石、ガラスなどを外観に組み込めば、爽やかながらもナチュラルな温もりのある雰囲気を演出してくれるでしょう。

また、デッキやテラスなどのエリアを家の一部としてデザインすれば、自然とのふれあいを楽しむ環境を作ることも可能です。

西海岸の雰囲気を意識したナチュラルな家は、カジュアルで快適な雰囲気を持ち、自然とふれあえる理想的な場所になるでしょう。

ナチュラルな家の外観テイスト5:和モダン

和モダンスタイルのナチュラルな家の外観は、伝統的な日本の美意識と、現代的でスタイリッシュなテイストを融合させたデザインが特徴的です。

このスタイルは、日本の自然や文化からインスパイアされた要素を取り入れており、居心地の良さと美しさを両立させています。

例えば、伝統的な日本の要素が取り入れられた屋根を家のデザインに組み込むことで、和の趣が演出できます。

和モダンスタイルのナチュラルな家は、伝統と現代が調和したシンプルモダンな外観を持ち、いつまでも古さを感じさせない洗練された雰囲気が魅力です。

ナチュラルな家の外観テイスト6:カフェ風

カフェ風の家の外観は、居心地の良さとスタイリッシュな雰囲気が特徴で、カフェを思わせる温かみのある要素が取り入れられています。

例えば木製の外壁や屋根、アンティーク調の照明、レトロな看板などが取り入れられることも。また、外にウッドデッキやテラス、庭園が設けられ、そこにカフェテーブルやチェアを置くと、カフェのようなくつろげる空間を演出できます。

カフェ風の家の外観は、家族や友人との時間を大切にする方や、屋外でのくつろぎを重視する方にとって、理想的な住まいとなるでしょう。

ナチュラルな家の外観テイスト7:北欧風

北欧風の家の外観は、シンプルでありながら温かみのあるデザインが特徴的です。

外観には、白い淡い色の塗装が施された木製の外壁や屋根が採用され、清潔感と明るさを演出します。また、大きな窓も特徴で、自然光をたっぷり取り入れることで開放感のある空間を創り出せます。

北欧風の家では、自然素材が多用される点も特徴的です。例えば、木製の外壁や屋根、ストーンタイルの敷地、木製のデッキなどが用いられます。これらの素材は、自然と調和し、家全体に温かみと居心地の良さをもたらします。

ナチュラルな家の外観ポイント5選

ここでは、ナチュラルな家の外観において特に注目すべきポイントを5つ紹介します。

木目を積極的に活用する

ナチュラルな家を作る際に押さえておきたい外観ポイントの一つは、木材を積極的に活用することです。

木材を使うことで、自然の温もりと美しさを取り入れられます。木目のある外観は、家に親しみやすさと居心地の良さをもたらしてくれるでしょう。木の質感や模様は、建物に温かみを与え、ナチュラルな雰囲気を演出できます。

また、木材は多様性に富んでいるのも魅力的なポイントです。異なる種類や色調の木材を組み合わせることで、独自のスタイルを創り出すことができるでしょう。外壁や庭、デッキ、窓枠、リビングなど様々な部位で木材を使用することで、建物全体に統一感と個性を出せます。

さらに、木材はエコロジカルな選択肢としても有効です。再利用できる木材を使えば、環境に配慮した家作りができます。

ナチュラルな家をデザインする際には、木材を積極的に取り入れて、魅力的な外観を実現しましょう。

デザインはシンプルにする

ナチュラルな家を建てる際に押さえておきたい外観デザインの重要なポイントの一つは、シンプルなデザインを採用することです。

シンプルなデザインは周辺の自然の美しさを最大限に引き立ててくれます。余分な装飾や複雑なデザイン要素が少ないため、建物自体が自然の景色を邪魔しません

また、シンプルなデザインは流行り廃りに左右されにくいです。流行に左右されない外観は、長い期間にわたって愛されやすく、住まいの価値を高めてくれるでしょう。

自分好みの家を建てようとすると、つい色々プラスしたくなりますが、ナチュラルな家を建てたいときには、デザインをシンプルにすることを意識することが大切です。

庭や外構をこだわって作る

ナチュラルな家を建てる際に押さえておきたい外観デザインの重要なポイントの一つは、庭や外構もこだわって作ることです。庭のデザインは、ナチュラルな家の魅力を高めてくれる要素となります。

庭のデザインは建物とのバランスを考慮しましょう。自然な風景や自然素材を活用し、家と庭を統一感のある一体としてデザインすることが大切です。植栽においては、地域に合った植物や木々を選ぶと、枯れてしまう心配を減らせるでしょう。

庭は屋外の生活空間としても活用できます。テラスやデッキ、バーベキューエリアなどを設ければ、家族や友人とのアウトドア気分を楽しむ場が作れます。

このように、ナチュラルな家を建てる際には、庭や外構も外観デザインの一部として捉えることが大切です。美しさと実用性を兼ね備えた庭は、ナチュラルな家の魅力を一層引き立て、充実したライフスタイルを実現できるでしょう。

窓を規則正しく並べて配置する

窓を規則正しく並べて配置することもナチュラルな家の外観を考える際に重要なポイントの一つです。

窓の形状は、正方形や縦長などの四角形だとおしゃれで統一感のある印象になります。等間隔に設置するだけでリズム感を演出できるでしょう。

規則正しい間隔で配置された窓は、建物全体のバランスを保ちつつ、モダンでスタイリッシュな外観になります。

配置の見た目だけでなく室内での過ごしやすさもアイデアに取り入れながら、窓の配置を調整することで、室内の機能性も高まります。

片流れ屋根や切妻屋根が主流

ナチュラルな家の外観を考える際に重要なポイントの一つは、片流れ屋根や切妻屋根を取り入れることです。

これらの屋根スタイルは、シンプルながらも風格があるため、ナチュラルな雰囲気を演出した家づくりができます。

片流れ屋根は、一方の側が低く、もう一方の側が高くなっている形状の屋根のことです。この屋根スタイルは、シンプルでモダンな外観を作り出し、建物全体に統一感を与えます。

片流れ屋根を採用する建物は、一部が大きな窓やデッキで覆われることが多いため、開放感のある空間を作り出せる点が特徴です。

切妻屋根は、両側が傾斜した三角形の形状をしており、洗練された印象を与えられます。屋根裏部屋を設けると、スペースを有効活用できる点が特徴的です。

片流れ屋根や切妻屋根はナチュラルな家の外観にしたい方に人気のあるスタイルです。

ナチュラルな家の内装ポイント5選

ここでは、ナチュラルな家の内装デザインにおいて特に押さえておきたいポイントを5つ紹介します。

淡い色をベースにインテリアを揃える

ナチュラルな家を作る際に押さえておきたい内装ポイントの一つは、淡い色をベースにインテリアを揃えることです。淡い色調はナチュラルな美しさを引き立て、内部空間に穏やかな雰囲気を醸し出してくれます。

具体的には、淡い色合いの壁や天井は部屋を広々と感じさせ、自然光をより効果的に反射させます。これにより室内が明るく開放的になり、自然の美しさを内外から楽しむことができるでしょう。

また淡い色は、自然素材とのバランスが取りやすいのも魅力です。木材の床や家具などの自然素材と組み合わせると、統一感が出せます。

このように淡い色をベースにインテリアを揃えることは、ナチュラルな家の内装デザインにおいて重要なポイントとなります。ナチュラルな家をデザインする際には、ぜひ淡い色を意識してインテリアを揃えましょう。

木材は床だけでなく全体的に取り入れる

ナチュラルな家を建てる際に重要な内装ポイントの一つは、木材は床だけでなく全体的に取り入れることです。木材は自然の美しさと温もりを空間に与え、ナチュラルな雰囲気を醸し出してくれます。

床に木材を使用すれば、快適さと視覚的な暖かさが得られるでしょう。素足で床に触れれば、心地よさや自然との繋がりを感じることができます。また、木材の床は木の種類によっては耐久性に優れていることもあり、長い期間にわたって風合いを楽しめるのも魅力です。

さらに、木材を壁や天井、家具などにも取り入れることで、一体感を演出できます。木の種類や色調を工夫すれば、個性的な内装デザインを実現できるでしょう。

木材を床だけでなく全体的に取り入れることは、ナチュラルな家の内装デザインにおいて魅力的なポイントです。ナチュラルな家を作る際には、多種多様な木材を使用することをおすすめします。

観葉植物など緑を配置する

ナチュラルな家を建てる際に意識しておきたい内装デザインの重要な要素の一つは、観葉植物などの緑を配置することです。緑を取り入れることで、より一層ナチュラルな雰囲気を演出できます。

緑の配置は内装デザインにアクセントを加え、視覚的な魅力を高めてくれるものです。植物の種類や鉢や鉢植えのデザインを工夫すれば、個性的な内装スタイルを表現できます。

また、観葉植物などの自然の要素を室内に取り入れると、やわらかな自然の雰囲気を醸し出せます。緑色の葉や植物は目に優しく、心地よい空間を創り出すのに便利なアイテムです。最近ではフェイクグリーンも様々な種類があるので、育てるのが苦手な方でも簡単に取り入れられるでしょう。

このように、ナチュラルな家を作る際には、観葉植物などの緑を積極的に配置するのがおすすめです。生活空間をより一層ナチュラルな雰囲気に近づけたい方は、ぜひ取り入れてみてください。

照明を温かみのある色にする

ナチュラルな家の内装で重要なポイントの一つは、照明を温かみのある色にすることです。

一般的に市販されている電球や蛍光灯の色は、「電球色」「昼白色」「昼光色」の3色に分かれています。そのなかでも「電球色」は暖色系の色味です。

例えば、リビングやダイニングエリアをリラックスできる空間にしたい方は、間接照明やペンダントライトに暖色系の電球を用いると、部屋全体に柔らかな光を行き渡らせて、居心地の良い空間を生み出します。

生活感を出さない

生活感を出さないことも重要です。ナチュラルな内装を保つには、生活感を最小限に抑える工夫が欠かせません。

収納スペースを十分に確保し、モノの整理整頓を心掛けることで、部屋全体がすっきりとした印象を与えます。

例えばテレビ台やPCデスク周りなど、電化製品がたくさん置いてあると、ケーブルがごちゃごちゃして生活感が出てしまいます。

またゴミ箱につけてあるゴミ袋も生活感の原因になるので注意が必要です。見えないところにまとめて、視界に入らないようにしましょう。

【間取りあり】ナチュラルな家の実例3選

ここではナチュラルな家の実例を、間取り付きでご紹介します。

実例1:梁を活かしたナチュラルテイストな家

家はコンパクトにしたいと思っています。大きすぎず、使い勝手のいいサイズが理想ですね。木の温もりが好きなので、内装には木目を取り入れたいと考えています。観葉植物を置く場所もできれば用意したいですね。
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こちらの家は屋根の低さをアクセントとしつつ、全体的にコンパクトな作りを採用しました。木でできた梁が見える構造により、ナチュラル感のある内装が実現できています。特に、キッチン上の梁とルーバーでナチュラル感を強調させる見た目となりました。
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吹き抜けに見える2階ホールから1段下がった部分には、観葉植物用のスペースを設けました。ボタニカルな要素を加えることにより、全体のナチュラル感を引き出しています。
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実例2:アカシアの素材感を取り入れた個性的な家

自然の温もりあふれる木の素材感を感じられるような、明るい空間にしたいです。
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床材は挽板材を使用し、肌触りから木の温もりと素材感を感じられる空間を演出しました。また、大きな吹き抜けを採用して空間を明るくしたことにより、自然光が豊富に取り入れられ、素材感が一層際立っています。
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吹き抜けの梁や、各部に無塗装材を使用することで、ナチュラルな印象を強調しています。さらに階段周りの材料にはアカシアを採用し、個性も演出しました。これらの要素によって、木の温もりと素材感を存分に感じられる空間を作り出すことに成功しています。
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ナチュラルな温もりを常に感じられる家

ナチュラルテイストのシンプルな空間を作りたいです。
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お客様のご要望にお応えして、空間や造りをシンプルにまとめました。使われるカウンター材や化粧柱は、無塗装材にクリア塗装を施し、木の素材感を際立たせています。
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画像では伝わりにくい部分ですが、いつも触れる材料に本物の木材を採用することで、常にナチュラルな雰囲気を感じられる空間となっています。
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事例ページ:

ナチュラルな家を建てる際の注意点

ここでは、ナチュラルな家を建てる際の注意点を6つ紹介します。

定期的なメンテナンスが必要

ナチュラルな家の重要な注意点の一つは、定期的なメンテナンスが必要であることです。

ナチュラル感を出すにはやはり本物の木材を外観に使う場合がありますが、外壁・柱・梁などは特に劣化が避けられない部分です。

例えば明るい色の外壁の場合、メンテナンスを怠ると色が変化して外観が損なわれます。塗装をはじめ、定期的なメンテナンスを心がけましょう。

スレート屋根はメンテナンスが必要

スレート屋根とは セメントを主成分とする厚さ5mmくらいの薄い板のような屋根のことです。

スレート屋根は耐久性が高い一方で、メンテナンスを怠ると、割れやずれ、モスやコケの生えてくる可能性があります。

定期的な清掃や修理を行うことで、屋根の寿命を延ばし、美観を保ちましょう。

湿気対策が必要

ナチュラルな家は木材の使用が多いため、湿気による腐食やカビの発生に注意が必要です。適切な通気対策を施すことで、内部の湿気をコントロールし、家の耐久性を向上させましょう。

また、水が溜まらないような傾斜を設ける、家の周りに適切な勾配のある排水路を設けて雨水から家を遠ざけるなど、家が雨水等に常に浸されない工夫も大切です。

飽きがこないカラーを選ぶ

外壁や屋根のカラーは長期間変えることが難しいため、飽きがこない選択をすることが重要です。

典型的なモダンスタイルは白や黒、グレーなどの色味が主体ですが、ナチュラルモダンではベージュやブラウンを取り入れることで温かみが加わります。

ただし、色味のバランスが重要で、濃すぎないベージュやブラウンを基調とすることで、自然的で優しい印象を与えます。

一方で、過度にベージュやブラウンを使用すると、輪郭がぼやけてしまうため、色のバランスには注意が必要です。

周辺環境とのバランスを考える

建物の外観は周辺環境と調和することが重要です。地域の景観や周囲の建物との調和を考え、外観のバランスを考えましょう。

例えば、木々が豊かな地域では木目調を程よく取り入れ、自然の少ない住宅街では直線的なデザインでスタイリッシュさを強調することで、バランスが良くなります。

庭や表札、ポストなどの装飾も周囲の景観に合わせて選ぶことで、より洗練されたデザインに仕上げられます。

建築コストが高くなる傾向にある

ナチュラルな家を建てる際には、素材やデザインの特性により、建築コストが高くなる傾向があります。

高品質な素材や設計、施工にはそれ相応の費用がかかるため、予算を考慮したプランニングが必要です。

どのようなプランニングができるかは、依頼するハウスメーカーによって異なります。ご自身が理想とする外観デザインにどのくらいの建築コストがかかるか、ハウスメーカーに相談しましょう。

まとめ

ナチュラルな家を作るには、外観と内装のポイントを組み合わせることが大切です。

外観では自然素材の使用やシンプルなデザイン、庭作りがキーポイントとなります。内装では木材の活用やシンプルな色、観葉植物の導入がポイントです。積極的に取り入れることでナチュラル感を高めてくれます。

これらのポイントを意識して組み合わせることで、魅力的なナチュラルテイストの家を実現できるでしょう。

ステーツではお客様のご希望に寄り添いながら、理想の家作りをお手伝いいたします。ぜひお気軽にご相談ください。

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ステーツ暮らしのアドバイザー
一級建築士や一級施工管理技士、インテリアコーディネーターなどのステーツの専門家が、家づくりにまつわるお役立ち情報や、みなさまの不安・疑問にお応えします。 注文住宅に数多く関わらせていただいた専門家の視点で、実際のステーツの事例とともに、家づくりに関するアドバイスをご紹介します。