島田麻央 日本勢初連覇 大技2本フリーで逆転 世界ジュニア女子フリー

[ 2024年3月2日 05:05 ]

フィギュアスケート世界ジュニア選手権第3日 ( 2024年3月1日    台北 )

優勝した島田麻央(左)と3位の上薗恋奈
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 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位で15歳の島田麻央(木下アカデミー)が145・76点をマークし、合計218・36点で日本勢初の2連覇を達成した。上薗恋奈(LYS)は3位、櫛田育良(木下アカデミー)は5位。

 アイスダンスのリズムダンス(RD)で岸本彩良(愛知・中京大中京高)田村篤彦(西武東伏見FSC)組は56・75点で14位となった。

 臆することなく攻めた島田が逆転で連覇を成し遂げた。冒頭のトリプルアクセルは着氷が乱れたが、続く4回転トーループを成功。その後もジャンプを次々と決め、最後は得意の高速スピンで締めくくった。SPは2位にとどまりながら、大技2本を組み込んだフリーで今季自己ベストを叩き出して逆転に成功した。

 「去年から苦しんでいた4回転(トーループ)を大舞台で決めることができてうれしい。シーズンベストをこの舞台で出せて良かった」。名前の由来となった浅田真央さんも成し得なかった2連覇を達成し、うれし涙をこぼした。

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