【14日初日・大相撲初場所】照ノ富士3場所ぶりに出る! 伊勢ケ浜親方「調子が良いと話している」

[ 2024年1月12日 04:40 ]

大相撲初場所 ( 2024年1月14日    両国国技館 )

照ノ富士
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 大相撲の横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)が初場所(14日初日、東京・両国国技館)に出場することとなった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)が11日、明言した。照ノ富士は腰痛などの影響で3場所連続休場中。初日から出場すれば3場所ぶりで、昨年夏場所以来の優勝を目指して復帰の土俵に臨むこととなる。

 一人横綱が3場所ぶりに土俵に帰ってくる。出場可否判断のリミットとなる取組編成会議を前日に控え、照ノ富士の師匠・伊勢ケ浜親方は「出ることになっています。本人は“調子が良い”と話している」と明かした。

 名古屋場所途中から休場が続いている照ノ富士は、12月の冬巡業を全休して治療に専念。復帰へ向け順調に調整を進めてきた。年明けには伊勢ケ浜一門の連合稽古に参加し、出場について「そうじゃなかったら稽古できていない」と強い覚悟を語っていた。9日の横綱審議委員会稽古総見では関脇大関陣を力強い内容で圧倒。充実した稽古を積み、出場への手応えをつかんだ。

 古傷の両膝を含めて故障が重なり、直近8場所で15日間皆勤したのは優勝した昨年夏場所のみ。今場所で進退を懸けるか否かについて、師匠は「そういうことは関係なく、自分が出るということだから尊重してあげたい」と明言を避け、「良い時に比べたら稽古量が足りてない。長い相撲でどこまで取れるか。やってみないと分からない」と不安要素を口にした。

 大関・霧島(27=陸奥部屋)が綱獲りに挑む今場所。一人横綱が壁となって立ちはだかるか、復帰の土俵で真価が問われる。(前川 晋作)

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