【MGC男子】大逃走“MVP”の川内優輝 さっそく4年後も視野「40歳で頑張りますよ!!」

[ 2023年10月15日 16:59 ]

マラソングランドチャンピオンシップ ( 2023年10月15日    東京・国立競技場発着の42・195キロ )

<MGC>35キロまで独走した川内(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 上位2人が24年パリ五輪切符を獲得するマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が15日、東京・国立競技場発着のコースで行われ、男子の川内優輝(AD損保)は2時間9分18秒の4位と大奮闘した。

 130回目のフルマラソン。号砲と同時に飛び出すと、雨中の大逃走を展開し、35キロまでトップを駆けた。パリ切符にも表彰台にも3位までの賞金にも届かず、「いろいろと4位は残念な結果ですね」としたものの、MGCを盛り上げた“MVP”と言える快走だった。

 36歳。これまで地球の至るところを駆けてきたスタンスは、今後も変えない。「海外の選手権レースで自分をもっと磨きたい。まだまだ、私やれますから」。4年後、28年ロサンゼルス五輪の代表選考でもMGCが開催された場合を見据えて、「次のMGCも40歳で頑張りますよ!!」と力を込めていた。

 ▼パリ五輪への道 MGC上位2人がまず決定。残りの1枠は、MGCファイナルチャレンジで争う。男子は12月の福岡国際、来年2月の大阪、同3月の東京、女子は来年1月の大阪国際、同3月の名古屋ウィメンズが対象大会。男子は2時間5分50秒、女子は2時間21分41秒の設定タイムを突破した記録最上位選手が代表に決まる。設定タイム突破者が出ない場合は、MGC3位の選手が代表となる。

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