浅田真央さん ソチ五輪フリーの前にかかってきた姉からの電話に「本当にムカついた」

[ 2022年9月11日 23:14 ]

浅田真央さん
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 フィギュアスケート女子で10年バンクーバー五輪銀メダリストの浅田真央さん(31)が11日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。14年のソチ五輪のフリーの前に姉でフィギュアスケート選手でタレントの浅田舞(34)からかかってきた電話に「本当にムカついた」と明かした。

 ソチ五輪で浅田さんは、SPで16位と出遅れたがフリーで冒頭にトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功すると、残るジャンプも次々に決め、フリー自己ベストの142・71点をマークし、メダルには届かなかったが6位まで順位を上げた。

 フリーの前に姉と話したのかと聞かれた浅田さんは「はい、その時は姉から連絡があって…。ショートが終わってから連絡を返してなかったので、姉も心配して、私にどう声を掛けたらいいのかなと思って…。次の日の朝の練習を見て、これはダメだいうことで電話してくれた時に『頑張って』って。『楽しんでやって』って連絡ありました」と語った。

 林から「楽しんでって言われて、どう思われました?」と聞かれた浅田さんは「私はその時に本当にムカついて。ちょっとプチっと…。私にとっては、こんなに楽しんでできるもんじゃないよって、姉に強く言ったのは覚えています」と明かした。だが、それによって「ずっと1人で悔しい気持ちだったり、不安な気持ちだったりを自分の心の中にしまい込んでいたので、姉が一言言ってくれたことに関して、私が強く言い返したことで、自分の気持ちを強く持ち直してくれた出来事だったので、姉にも感謝しています」とほほ笑んだ。

 また、姉妹でやってきてよかったことを聞かれた浅田さんは「姉に勝ちたいと思ってずっとやってきたので、姉の存在があったからこそ、もっと上に行きたい、もっと頑張りたいと思いました」と語り「姉が引退してからは、私1人で自分と向き合う形での練習になったんですけど、リンクの外で支えてくれたので、姉がいてくれてよかったと思えることがたくさんあります」と感謝。それでも「浅田姉妹もいろんなことがありましたけどね。20歳の時とかは、、全然話もしない時期があって、いろいろあって、また全てを話し合って、お互いに理解して、今何でも言い合えたり助け合う存在になった」と振り返っていた。

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2022年9月11日のニュース