貴景勝 仕切りの途中で締め込み緩むハプニングも単独首位 八角理事長「今場所はチャンスだ」

[ 2018年11月18日 20:07 ]

大相撲九州場所8日 ( 2018年11月18日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所8日目>妙義龍(左)を引き落としで下す貴景勝(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 ◇大相撲九州場所8日(18日、福岡国際センター)

 元貴乃花親方の花田光司氏が育てた小結・貴景勝(22=千賀ノ浦部屋)が1敗を守り再び単独首位に立った。立ち合いで妙義龍に正面から当たり、すぐに左からいなして引き落とした。

 取組前の仕切りの途中。締め込みが緩んで、赤房下で呼び出しに締め直してもらうハプニングがあったが、その影響を全く感じさせない相撲内容だった。

 八角理事長(元横綱・北勝海)は「今場所の優勝争いは景勝次第だな。二つ、三つ落としてもいいくらいの気持ちでいった方がいい。もちろんこのままいった方が一番だけど」と今場所の優勝候補の筆頭に指名した。

 理事長自身、現役時代の86年初場所で中日を7勝1敗でターン。最終的に8勝7敗の成績に終わったが、「それで自信がついて次の(春)場所で優勝した。(貴景勝も)自信がつくんじゃないかな。今場所はチャンスだ。流れがいいから。上位が中盤になっても落ち着いていない」と貴景勝の優勝の可能性に言及していた。

続きを表示

2018年11月18日のニュース