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国税庁SNSが大炎上!「申告漏れにご注意」投稿に怒りのリプ1000件超 「裏金議員に言え」の声

[ 2024年3月4日 20:54 ]

国税庁のX(@NTA_Japan)から

 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡って国民の不満が高まる中、国税庁の公式X(旧ツイッター)アカウントが大炎上している。怒りの矛先が向けられたのは今月2日の「こんな収入の申告漏れにご注意」という確定申告に関する投稿で、4日午後8時現在で1050件ものリプライが殺到。今月1日の衆院政治倫理審査会で「納税するつもりはございません」と発言した塩谷立元文部科学相の姿が“リプ画像”として貼り付けられる事態となっている。

 国税庁は2日、「こんな収入の申告漏れにご注意」と注意マークの絵文字とともに「収入の申告漏れがある場合、適正な申告をしていれば納める必要の無かった税金を納めることになる場合があるため、ご注意ください!」と投稿。ハッシュタグを付けて「動画配信 アプリ作成・配信 有料メルマガ アフィリエイト ギャラ飲み 民泊」と確定申告が必要となるケースを列挙し、「詳細はこちら」と確定申告の特集ページへのリンクを掲載した。

 この投稿に、映画評論家の町山智浩氏が「納税するつもりはございません」画像で反応したほか、「自民党の裏金議員に言いなよ」「先に警告すべき相手がいるんじゃありませんか?」「永田町で仕事してください」「今年から4000万円まで無視でいいらしい」「ずいぶん不平等な世の中ですね」と怒りの声が続々。「納税ボイコット」「確定申告ボイコット」のハッシュタグで意見表明する人も見られた。

 鈴木俊一財務相は先月22日の衆院予算委員会で、政治資金収支報告書に記載されていなかった収入のうち、政治活動に使わなかった残額について税務上の扱いを問われ「疑義を持たれた政治家が政治責任を果たすという観点から判断されるべきだ」と回答。納税は憲法で定められた国民の義務にもかかわらず、“納税を行うかは議員が判断すべき”ともとれる発言をし、批判の声が上がった。

 還流の裏金は非課税なのに、なぜ我々は…確定申告シーズンに納税者の怒りは高まるばかりだが、国税庁は4日午後7時過ぎには「所得税の確定申告の期限はいつまで? 今月15日です。 今月15日!?もうすぐだ! 確定申告がまだの方はお早めに!」と新たに投稿。これにも批判のコメントが殺到している。

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2024年3月4日のニュース