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福田正博氏 人生を変えた指揮官とは…日本代表遠征先に届いた手紙に感激「今でも大切に保管してます」

[ 2023年11月13日 16:07 ]

元浦和監督のオジェック氏(左)と元日本代表FWの福田正博
Photo By スポニチ

 サッカー元日本代表の福田正博氏(56)が12日放送のNHK・BS1「サッカーの園~究極のワンプレー~」(後7・00)に出演。95年、出場機会が少なく悩んでいた日本代表の海外遠征でもらった一通の手紙が「僕の人生を大きく変えた」と明かした。

 福田氏は浦和で95年Jリーグ得点王に輝いた当時を振り返り、“人生を変えた”という一通の手紙を紹介。「今でもボロボロになってますけど大切に保管してます。今日はその手紙を持って来たんです」と話すと、スタジオからは驚きの声が上がった。

 浦和ではチーム主力で主将でもあった福田氏だが、日本代表では控えの存在。出場機会が少なく悩んでいた時、海外遠征先に当時浦和を指揮していたオジェック監督から手紙が届いたと明かし「僕は12人の監督とJリーグでプレーしてますけど、手紙をもらったのはオジェック監督だけ。ドイツ語とそれを日本語翻訳したものの2枚が入ってたんですよ」と話した。

 手紙の内容を聞かれると、福田氏は「今の代表監督は君を選んでいない。他の選手を選んでいる。その悔しさっていうのは理解できる。だけど、浦和に帰って来たら必ずお互い成功を収めるためにやろうじゃないか。我らの誇りのキャプテンだし、僕は君の事を信頼している。いい状態で日本に帰って来てくれ」と説明。

 “熱いメッセージ”に心を打たれた福田氏は帰国後、得点を量産し初のJリーグ得点王に輝く大活躍。「悔しい気持ちの中、英国で何度もこの手紙を読んでいた。高いモチベーションで帰ってきて、そこからですよ点を取り始めたの。僕の人生を大きく変えた一通の手紙です」と今でも感謝の気持ちを忘れていないと話した。

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